[USED:Cond.A] Debussy : Preludes Deuxieme Livre.Etc
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 28/July/2012
実に素晴らしい名演だ。本盤におさめられているのはベロフによる2度目のドビュッシーのピアノ作品全集の中から前奏曲集第2巻を軸として、「レントより遅く」や「英雄の子守歌」、「6つの古代碑銘小品」などの小品がおさめられているが、いずれ劣らぬ素晴らしい名演と高く評価したい。かつてベロフは、EMIにドビュッシーのピアノ作品全集を録音しており、当該演奏も、ベロフの今日の名声をいささかも傷つけることがない名演と言えるところだ。しかしながら、演奏の持つ内容の濃さ、そして楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような彫の深さ、そして各楽想を描き出していくに際してのきめの細かさにおいて、2度目の全集の各ピアノ曲の演奏は断然優れていると評価し得ると言える。こうした演奏の深化には、ベロフが、右手の故障を克服したことも大きく影響していると言えるのかもしれない。それにしても、何と言う美しい演奏であろうか。ドビュッシーのピアノ作品は、いかにも印象派とも言うべきフランス風の詩情溢れる豊かな情感、そして繊細とも言うべき色彩感などを含有しているが、ベロフはそれらを研ぎ澄まされたテクニックをベースとして、内容豊かに、そして格調の高さをいささかも失うことなく描き出している。表情の変転なども巧みに行っており、加えて、演奏の端々から漂ってくるフランス風の瀟洒な味わいには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。ドビュッシーのピアノ作品を得意としたピアニストには、ギーゼキングをはじめとして、フランソワ、ミケランジェリなどあまたの個性的なピアニストが存在している。それらはいずれも個性的な超名演を展開しており、こうした個性的という点においては、ベロフの演奏はいささか弱い点があると言えるのかもしれない。しかしながら、演奏内容の詩情豊かさ、彫の深さと言った点においては、ベロフによる演奏は、古今東西のピアニストによるドビュッシーのピアノ曲の名演の中でも、上位にランキングされる秀逸なものと評しても過言ではあるまい。いずれにしても、本盤におさめられた諸曲の演奏は、正にドビュッシーのピアノ曲演奏の理想像の具現化とも言うべき素晴らしい名演と高く評価したいと考える。そして、今般、かかるベロフによる素晴らしい名演がBlu-spec-CD化がなされたということは、本演奏の価値を再認識させるという意味においても大きな意義があると言える。ベロフによる研ぎ澄まされたピアノタッチが鮮明に再現されており、従来CD盤との音質の違いは歴然としたものがあると言えるところだ。いずれにしても、ベロフによる素晴らしい名演をBlu-spec-CDで味わうことができるのを大いに喜びたい。そして、可能であれば、品グルレイヤーによるSACD&SHM−CD化して欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。1 people agree with this review
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 15/June/2005
ギーゼキングは、和音だけを魅力的に鳴らし、即物的に並べただけの演奏。これはこれで見事な解答(面白くないけど)。メシアンの視点から解析しなおしたのがEMIのベロフ(凄い発想)。ドビュッシーの極端な強弱指定(ベートヴェンといい勝負)を響きの密度の濃さ+強弱に読み替えたレヴィナスあたりが独創的な解答でしょう。ベロフの新録は、一つの音がどのように次の音の塊につながっているか、であって、演奏の方法論が全く違う旧録との比較は無意味です。分かっていれば比較はしないでしょう。好き嫌いはOKですけど。2 people agree with this review
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