[USED:Cond.AB] Faure: Melodies
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ゆーさん | 埼玉某所 | 不明 | 13/November/2007
一曲目の《蝶と花》からして、フォーレのリリカルな世界に入り込める。シュトゥッツマンの声は意外と深く、しかも独特の色気がある。艶っぽく、しかし甘過ぎず、気品すら感じる。まるで、言葉の一つ一つが馥郁と香り立つようである。有名な《夢のあとで》も、ここまでロマンティックに歌を紡いだものを聴いたことがない。《漁師の歌》の哀愁や《悲しみ》の憂欝は孤高の美しさだ。《月の光》はリュートの爪弾を思わせる伴奏に、シュトゥッツマンの美声が絡み合う。その他の曲も詩情に溢れた歌唱を聴ける。ただ一つ難点を言えば、数曲だけ、音像の変化や音飛びらしい箇所が見受けられることだ(例えば《蝶と花》や《マンドリン》)。とはいえ、刻まれた演奏はこうした疵を補うに余りある程だ。フォーレの歌曲集は、3 people agree with this review
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