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Beethoven (1770-1827)

CD [USED:Cond.A] Violin Concerto: Mutter(Vn)Karajan / Bpo

[USED:Cond.A] Violin Concerto: Mutter(Vn)Karajan / Bpo

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  • ★★★★★ 

    遊人王月曜日  |  北海道  |  不明  |  23/May/2016

    16歳のムタ―が奏でるベートーヴェンは実に感動的であった。既に大家としての風格もある。特に2楽章ではうっとりしてしまった。私のCDはブルッフの協奏曲が併録されているが、これもスケールが大きくムタ―のヴァイオリンにすっかり魅了されてしまった。この2曲ともカラヤンとオケがすばらしいバックを示してくれている。

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  • ★★★★☆ 

    クラシックなおじさん  |  埼玉県  |  不明  |  15/September/2011

    このテンポは、マズアNYフィルとのタイム(T 27:09, U 10:58, V 10:11 )からすると、カラヤンのではなくムターのテンポと言って間違い無い様です。1976年13歳の時にカラヤンのオーデションを受けこの曲の録音が1979年9月。これが弱冠16歳の少女の演奏とは思えないほど堂々としたものです。まだ線の細いところが有りますが才能をほうふつ感じさせる演奏だと思います。カデンツァはマズアとの協演と同じく人気のクライスラー。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  26/August/2009

    カラヤンの協奏曲録音には、ロストロポーヴィチやリヒテルなどとの競奏的な名演もあるが、フェラスやワイセンベルクなどとの演奏のように、ソリストがカラヤン&ベルリン・フィルの一部に溶け込んでしまう傾向も散見される。本盤も若いムターとの共演でもあり、そのような懸念があったが、それは杞憂。それどころか、カラヤンは極力自我をおさえ、ムターの才能と将来性を最大限に引き立てようとの配慮さえ見られる。カラヤンの伝記を著したリチャード・オズボーン氏が、モーツァルトの協奏曲の演奏の項で、「高速のスポーツカーに乗った可愛い娘を追いかけて、曲がりくねった慣れない田舎道を飛ばす」と述べたが、本盤のベートーヴェンの協奏曲も、正にそのような趣きを感じさせる名演だ。ムターのソロはさすがに線が細いところがあり、ヴァイオリニストとしての個性発揮という点からすれば、後年に録音したマズア盤を採るべきだろうが、指揮者やオーケストラのバックアップの確かさ、巧さといった点では雲泥の差があると言えよう。

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