[USED:Cond.A] Henryk Szeryng : Mozart Violin Sonata No.40, Brahms Violin Sonata No.2, Beethoven Violin Sonata No.7 : Salzburg 1979
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スノードロップ | 広島県 | 不明 | 30/June/2024
これは凄い!円熟期のシェリングによる珠玉の美演、モーツァルト最初の一音から溢れ出る気品と美音、高潔な歌に心を鷲掴みにされ金縛り状態。トッコの控え目ながらツボを押さえた絶妙なサポートを得て、還暦を過ぎたシェリングの温かみと深みを増した音色が存分に発揮されている。ブラームスはルービンシュタインと共演したセッション録音を長年愛聴してきたが、本ライヴ盤は実演ならではの高い集中力と柔軟性、円熟した豊穣な歌心で作品の典雅な抒情性を見事に描き出しセッション録音を凌駕した!だが何と言っても極めつけはベートーヴェン。勿論ヘブラーとの共演盤も屈指の名演で遙か昔からの愛聴盤だが、こちらは更に彫りが深く、より豊かな情感と気迫を加味した最高の名演!そして第2楽章の清楚な歌には思わず涙(穏やかに寄り添い歌うトッコのピアノも泣かせる)…音質も’79Liveだが会場にいるかのような臨場感で非常に優秀!1 people agree with this review
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ゆーさん | 埼玉某所 | 不明 | 04/December/2007
素晴らしい一枚だ。シェリングのヴァイオリンは、美しく、格調高く、気品に満ち、何より歌心があり温かい。ブラームスとベートーヴェンに関しては、ルービンシュタインとの録音がよく知られている。ルービンシュタインは、単なる伴奏とは異なり、明確な味付けがある演奏をしている。対する本盤のトッコのピアノには、そこまでの自己主張は感じられないが、これがかえってシェリングの美しいヴァイオリンの響きを際立たせているから凄い。シェリングは晩年でも決して技巧を落とさず、しかも深みや情感を加味し、ゆとりある演奏を展開している。これを聴いたら最後、ドイツ・オーストリアのヴァイオリン曲はシェリング以外では聴けなくなる。勿論ライヴゆえの若干のミスは致し方ないが、そんな些事などこの素晴らしい演奏の前ではどうでもよいことだ。録音も、ホール残響をよく捉えている。勿論終演後の拍手までしっかり収めてくれているので、臨場感にも優れている。ヴァイオリンを愛する人なら外せない一枚だ。因みに同じくORFEOから出ているブラームスの協奏曲のライヴも最高なので、同時購入を強力に推薦しよう。3 people agree with this review
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ねこちゃん | 横浜 | 不明 | 20/September/2005
素晴らしい、の一語に尽きます。還暦の頃の演奏ですが、音色も含め精神的充実度は40〜50代の頃より衰えるどころか、むしろますます磨かれている感さえあります。これを聴くと、独欧系のレパートリーはシェリング以外で聴きたくない、と思うほど。この素晴らしさ、凄さを実感するには、とにかく聴いていただくよりほかありません。東京ライヴ(バッハ)のTDK盤といい、シェリングのライヴは本当に凄い。共演のトッコは特に印象的というわけではありませんが、シェリングに無難につけています。録音も良好、会場の雰囲気を良く伝えます。1 people agree with this review
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