[USED:Cond.AB] Dimitri Mitropoulos : The Complete RCA & Columbia Album Collection (69CD)
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大トロカラヤン | 東京都 | 不明 | 04/May/2025
ミトロプーロスのお宝アルバム 一言でいえば 至宝 です。箱がかさばるのと値段が高いのが購入動機の障壁になるかもしれませんが ジノ・フランチェスカッティやクラスナーの名演も多数含まれていることを考慮すれば店頭に在庫があるうちに手に入れておいた方がずーっとこれから音楽人生を楽しもうと思っている方にとっては、幸せになれるアルバムと思ってます。ミトロプーロスはバーンスタインなどと比べると地味すぎるかもしれないですが、指揮者の技量は優れていますし 現代に近い作曲者の演奏では素晴らしいの一語です。このアルバムに★5が少ないのが不思議なくらいの中身です。古い録音が多いですが、視聴上は問題なることはありません。耳障り良いです。0 people agree with this review
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 28/April/2022
ミトロプーロス/NYPの「ファウスト交響曲」リハーサル映像がある。ミトロプーロスは指揮棒もスコアも持たない手ぶらで現れ団員とにこやかに挨拶してリハーサルを開始。譜面台すらない。ある程度進めたところで「では、練習番号〇番に戻って」と指示、団員は慌てて譜面をめくる。「ファウスト交響曲」を完全暗譜して挑む指揮者なんて他にいるだろうか。この超人的指揮者待望のコンプリートがやっと出た。ソニーの装丁は素晴らしく、更に今回は解説の日本語訳も付いている。40年代の録音は音が良くない。同時期のコロンビアでもライナー/ピッツバーグ、ロジンスキ/NYPと比べてかなり劣る。皮肉なことにミトロプーロスが自費で録音したマーラー1番だけ優秀録音。ミネアポリス響もミトロプーロスの激烈な指揮についていくのが精一杯であり、どこか雑な感じが残るのも残念。それでも先のマーラーやシューマン2番、フランク、ショーソン、「死の島」は聴きものだ。50年代はニューヨーク・フィルが格段にレベルが高く録音も良くなるので聴きごたえ十分な演奏が並ぶ。チャイコフスキー5番、6番など鳥肌が立つしオペラもいい。ただ、当時盛んに演奏していたベートーヴェン、ブラームス、マーラー、Rシュトラウスが殆どないのは痛恨だ。ミトロプーロスとしてはそうしたレパートリーより新ウィーン楽派やガンサー・シュラー、ピーター・メニンを録音することが使命と考えていたのだろう。ちなみにシュラー、メニンも面白い曲なんだが。あとヘルマン・ウーデによる「ヴォータンの告別」のスタジオ録音があるはずだが何故か漏れている。なんにせよ64歳の死は早すぎた。あと10年、せめて5年生きてくれればヨーロッパのレーベルでステレオ録音をウィーン・フィルあたりと少なくない数残したに違いないのだから。10 people agree with this review
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