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Berlioz (1803-1869)

CD [USED:Cond.A] Symphonie Fantastique, Lelio, Etc: Boulez / Lso & Cho Etc

[USED:Cond.A] Symphonie Fantastique, Lelio, Etc: Boulez / Lso & Cho Etc

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  • ★★★★★ 

    風呂敷  |  宮城県  |  不明  |  20/June/2018

    この幻想はブーレーズの旧録音。LPで若い頃に繰り返し聞いたが、溝が傷んでしまったのと、後にフランスのオーケストラの往年の響きに魅かれたこともあってご無沙汰してしまっていた。このCDで久しぶりに聞いたが、異様かつ説得力のある響きとテンポで聞き手を追い詰める第4,5楽章はもちろん、全体に当時の「怒りのブーレーズ」にしか成しえない音楽が満ち満ちている。なんという新しさ!この交響曲がベートーヴェンの死後数年で書かれたことに改めて驚嘆する。レリオは必ずしも成功作とは言えない作品だと思うが、「漁師の歌」「歓びの歌」などには心を激しく揺さぶられる。この作曲家の孤独感、負のオーラに共感すると、すぐの社会復帰は難しい。ブーレーズ版のミッチンソン(Ten)はやや硬く、マルティノン版の二人のテノールには遠く及ばない。が、明らかに場違いな歌唱を繰り広げるディヴィス版のホセ・カレラスに比べれば数段優れている。リマスターにより音の定位がLPとは異なるが、飽和気味のLP(カッティングのレベルが非常に高い)の音より好ましいところもあり、リマスターはそれなりに成功していると思う。

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  • ★★★★★ 

    遊人王月曜日  |  北海道  |  不明  |  25/November/2016

    全体的にじっくりとしたテンポで進められますが、緩慢さはなく、むしろ私はクリュイタイスの東京ライヴより爆演だと感じ、とても気に入った。ブーレーズは後年にクリーヴランドとも再録音しているが、全く特徴もなく閉口した覚えがある。このロンドン響盤こそがブーレーズの真価を発揮したものと評価したい。数ある幻想の中にあって、極めて正統的ながら異色の名演と思う。レリオは何にがいいのか、さっぱり分からなかった。

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  • ★★★★☆ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  23/February/2014

    幻想交響曲を聴き比べる場合、第5楽章の鐘の音の違いに興味があります。指揮者によるイメージの振幅が大きい曲だと思っています。ブーレーズによる幻想交響曲は鐘をはじめティンパニーを含めた打楽器系の音も調和していて気に入りました。

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