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Mahler (1860-1911)

CD Sym, 9, : Karajan / Bpo (1982)

Sym, 9, : Karajan / Bpo (1982)

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Showing 16 - 30 of 44 items

  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  11/December/2010

    ’79年にバースタインが演奏後のカラヤンセッション盤は、いろいろ言われてますが、ベルリンフィル創立100周年の日にも、演奏された、この曲の、このライヴは、カラヤン・ベルリンフィルの、そして交響曲史、演奏史の頂点をなす、代表的な見事な演奏だと言っていい。凄い、情念、技能、経験、全て、つぎ込まれた名演。

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  • ★★☆☆☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  03/October/2010

    そもそもマーラーとカラヤンとは、その芸風が水と油である。 ただこの9番に関しては、音楽の「造形」としては 究極の理想に近い域まで達していると思う。しかし音楽とは そういったカタチではない。〔仏像彫って魂入れず〕という言葉は、まさにこのCDの為にあるといって過言ではない。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  09/September/2010

    カラヤンはマーラー演奏には一種の恐れがあり、70年代までは録音しなかったという。インタビュー本で5番や9番の録音には骨が折れたと告白している。9番は79年のスタジオセッション録音(カラヤンが、バーンスタインに直前に9番を振らせて下ごしらえさせたという悪いうわさがある)があるが、すべての面で79年盤を上回っている。79年盤にみられるカラヤン的な耽美主義(それはそれで面白いが)はやや薄れ、純粋に曲を極上の響きで演奏するというスタンスを貫き、晩年のカラヤンの録音を代表する一枚となっている。今やもっと洗練された演奏や技術的に優れた演奏が増えて、もはやカラヤンのマーラーは影が薄くなりがちだが、この曲を語るにははずせない1枚ではあろう。

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  22/July/2009

    おそらく現時点におけるMahler Nr.9の最も質の高い演奏と言えるでしょう。Karajanが軽くみている作品に対してよくみせる「適当にやってしまえ」的な要素は皆無で、作品に徹頭徹尾真面目に向き合い、作曲者の意図を具現するのに集中している。第1、4楽章はおそらく交響曲の分野でのKarajanの最高の遺産であり、特に第1楽章ではKarajanという音楽家にしては非常に珍しく、曲そのものへのシンパシーも伺われます。これで五つ星をつけなかったら、不公正というものでしょう....だが、この曲ばかりは本当に恐ろしい曲で、指揮者が徹頭徹尾曲に向かい合った結果、Karajanという人間そのものが露になってくる。従って、この立派な演奏に感動できないとすればそれは演奏に問題があるのではなく、音楽家と自分たちの間にあまりにも人間として重なるところがないことに起因するのでしょう。ヒトラーを感嘆させ、フルトヴェングラーを恐れさせ、20世紀音楽界に君臨した人間と、極東の片隅に細やかに生き続ける自分たちに、人間として共感するところがなくても、考えてみれば当たり前か....そんなことを考えさせられる意味深い演奏と思います。

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  • ★★★★★ 

     |  東京都  |  不明  |  28/June/2009

    ジュリーニCSO盤でこの曲が好きになったが、例の第4楽章のノイズの為、別の盤を探している中で出会ったのがこの盤。 以来20年以上、私の中ではこの曲のベストだ。 バーンスタイン盤は表現の起伏とテンポの変化が私には激しすぎる。 アバドBPO盤は第1、第2楽章が早すぎる。 ブーレーズCSO盤は第4楽章が早すぎる。 他にも何種類か聞いたがどれも何かしらしっくりこない感じでいまひとつ。 カラヤンは数少ないライブ録音の幾つかが圧倒的な名演となっているが、この演奏はその最たるもののひとつではないかと思う。 最近、この欄でジュリーニCSOのノイズが除去されたリマスター盤の存在を知ったので改めて聞き比べをしてみたい。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  08/June/2009

    カラヤンの長所は、『自分だったらこんな風に演奏してみたい』という希望通りに演奏してくれること。そして短所は、自分のようなシロートでも発想できるような範囲での表現に過ぎず、例えばムラヴィンスキーのような、思いもよらないような解釈とは無縁であり、あくまでも「あたりまえ」の音楽だということだろう。 その長所短所双方がが典型的にディスクに収まっているのが まさにこのマーラーNo,9なのではないだろうか。 

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  • ★★★☆☆ 

    秋本潤一郎  |  東京都  |  不明  |  03/June/2009

    当然この曲や演奏に対して何らかの発言をするときには熟考が必要である。だがこのカラヤン盤は美しくても感銘を受けないというのが正直な聴後感だ。 終楽章コーダはもっとゆっくりやってもらいたかったし、第1楽章で強調すべき音が聞こえてこなかったり不満も残る。

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  • ★★★★★ 

    ペロペロプロス  |  白神さんち  |  不明  |  30/November/2008

    「死」それは恐怖か、あるいは無に帰ることか?死を恐れぬ者に怖いものはない。しかしそうさせたのは恐怖があったからだ。その恐怖から逃れるため死を考え、怖くなくなた。死えの願望は人類にとって最後の治療手段だ。「美しい世界」を永遠に保つには死ぬほか無い。これは究極のナルシズムである。そしてこの曲ほどそれを表現したモノは無い。このカラヤンらによる演奏は確かに「耽美的」にも聞こえるが、「死」にも、そしてこの曲にもその側面があるのも事実なのだ。

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  • ★★★★★ 

    ベルリン・フィル ファン Gunsli  |  大阪  |  不明  |  23/July/2008

    初出当時のお話。FMでバーンスタイン/BPOの後、カラヤンのライブを聴き大勢とは逆にカラヤンが好みでした。ある日行き付けのCD屋さんで届いたばかりのダンボールから出てきたこのCD、即買!中にはスコアのページと小節数で細かくトラックを切られた解説書。当時そんな発想のCDは有りませんでした。スコアを買いバーンスタインのテープと聴き比べると編曲しているのはバーンスタインの方!??。このCDはカラヤンとベルリンによるバーンスタインへの挑戦状だったのです。スコア片手にバーンスタインとの聴き比べが面白いですよ。

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  • ★★★★☆ 

    juamt888  |  戸田市  |  不明  |  28/June/2008

    これは、単なるマーラー#9でもカラヤンでもない。晩年、精彩を欠いてゆくかつての帝王が、最後に残した何本かのローソクの一本なのである。死後、多くの演奏が未だ聞き継がれているが、彼が最後に達した境地は、ここだったのだ。

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  • ★★★★☆ 

    ケンサンロウ  |  千葉県  |  不明  |  14/June/2008

    マーラーが死の前年フロイトの分析治療を受けて神経症から回復したのは有名な話だが、「天才と何とかは紙一重」と言われるように、天才にはどこか病的な部分が付きまとうものである。中でもマーラーは特にその傾向が強く、分裂気質丸出しの作品内容だが、カラヤンが演奏すると絢爛豪華な音の絵巻と化してしまって、そうした面が全然出てこない。カラヤンは良くも悪しくも職人なのだ。しかし私はこの演奏が好きである。クラシック音楽を聴き始めて50年近く、最近はもう感動することに疲れてしまって、なんとなく流して聴くには丁度いいのである。

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  • ★★★★★ 

    Gustav Mahler  |  兵庫県  |  不明  |  06/June/2008

    マーラーを聴き始めて26年、長らく「カラヤンのマーラーなんて」という偏見があり今頃初体験となりました。いわゆるマーラー指揮者のような感情表現は感じられませんが、マーラーの残した音を忠実に再現し、非常に見通しのよい演奏です。しかしそれがかえって真のマーラーの思いを反映しているように聞き取れます。ホーフマンスタール, 東京さんが言われている通り、圧巻の第3楽章から最終楽章にかけてのドラマも素晴らしいです。

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  • ★★★★★ 

    あやぽんさん  |  東京  |  不明  |  11/May/2008

    やはりカラヤンはライブ録音したものがいいです。 スタジオ録音のものとは違う強い”カラヤンの音楽”を感じます

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  • ★★★★★ 

    鷹取佐知子  |  京都  |  不明  |  11/April/2008

    マーラーの第9はこれ一枚で十分です。この曲のあらゆる演奏様式が凝縮され昇華されています。一枚といわず、二枚三枚と手元においておきたいCDだと思います。

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  • ★★★★☆ 

    カヌー小僧  |  長野県  |  不明  |  19/January/2008

    この曲との最初の出会いは、ジュリーニの心の襞にまで響いてくる演奏だった。このカラヤン盤を初出の頃聴いた印象は「直線的な大規模な造形物」だった。細部まで整理あるいは管理された無機的な演奏。でもなぜかいつまでも心に残るのも事実。バーンスタインのコンセルトヘボウ盤が期待していた割に好きになれなかったのは、両者が対極に位置するからだろう。そう考えるとベスト1はカラヤンではなくジュリーニになる。

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