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Bruckner (1824-1896)

CD [USED:Cond.AB] Complete Symphonies : Tintner / Royal Scottish National Orchestra, Ireland National Symphony Orchestra, New Zealand Symphony Orchestra (12CD)ブ

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Showing 1 - 13 of 13 items

  • ★★★★★ 

    小川バッハ  |  宮城県  |  不明  |  19/March/2025

    00番、0番を含む全集。習作期からのブルックナーの交響曲の進化の過程を聴ける。1楽章は静かに開始し、2楽章または3楽章をアダージョまたはスケルツォとし、スケルツォに穏やかな色調の中間部を置き、4楽章は長調で盛り上がって終わる、というスタイルは習作期から一貫している。ティントナーは、それぞれの旋律を慈しむかのようであり、ブルックナーと対話しながら指揮をしているという印象を受ける。初期の交響曲も充実した演奏。2番は、2楽章と3楽章が通常の順序(=2楽章アダージョ、3楽章スケルツォ)と逆。通常の順序の方が流れが良い感じがするが、4楽章でアダージョ楽章の旋律を回想する部分が時々現れることに鑑みると、本盤の順序も納得できる。3番、4番では、ゆったりしたテンポで旋律を丁寧に解きほぐし、音色を絶妙に変化させて細かいニュアンスが表現されている。5番は、きめ細かいテンポ変化、丁寧なフレージング、レガートとテヌートの対比など、表情豊かな演奏。9番は3楽章が良い。テンポと音色の微妙な変化、独特な間のとり方を通して、この曲を作曲中のブルックナーの心の動きを垣間見るような思いがする。聴く機会が少ない版を使用した演奏が多く、CD3の3番1楽章、CD11の4番4楽章は、同じ曲の異版というよりも、通常の版の旋律を多用した別の曲のようで新鮮。CD8〜9の8番1楽章フィナーレ、2楽章の中間部、3楽章の終わりの方のシンバルが鳴る箇所なども、通常の版との大きな違いに驚かされる。2番、8番、0番はアイルランド国立響、6番はニュージーランド響。それ以外の番号を演奏したロイヤル・スコッティッシュ・ナショナル・フィルは、柔らかくふくよかな弦の響き、充実した管の響き、最弱音から迫力満点のクレッシェンドまで表現の巾が広いティンパニーなど、素晴らしい。ブルックナーを聴く喜びを感じることができる名ボックスだと思う。全曲とも終了後のトラックの余白時間が若干長めにとられており、余韻を味わえる点も良い。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀県  |  不明  |  06/November/2024

    ブルックナーの交響曲全集は、買っても、それが4番から、あるいはせいぜい3番から始まるとか思っている人間は少なくないと思う。1、2番は、ちょっとご遠慮。0、00番に至っては、もう聴かないことにしているなんていても不思議ではない。しかし、このティントナーのブルックナー全集を聴くと、00、0、1、2番という交響曲が、浜辺美波、吉岡里帆、広瀬すず的な正統派美人ではないにしろ、伊東沙莉的な個性的な魅力のある曲であることがわかる。その他の誰でも知っているような曲は、過剰な化粧を排したすっぴん演奏なわけで、メリハリ感には欠けるが、ほかでは聴けない本来的な魅力に触れることができる。と言うわけで、この箱は、唯一無二な上に、普通のブルックナー全集のゆうに2倍の中身がある。お得なセットである。

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  • ★★★★★ 

    ハンドルを左に戻してください。  |  神奈川県  |  不明  |  03/May/2024

    延々と続くブルックナーの深遠な世界。このまま終わらないで、いつまでも浸っていたい。この全集が昔のLP1枚分?感謝感激!これ以上、何を望むか。

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  • ★★★★★ 

    三浦大根  |  神奈川県  |  不明  |  18/March/2021

    初期作は躍動感に満ちた名演。 4番以降は数多ある名盤と比しても存在感のある名演揃いです。 有名オケでないところが逆に良かったのか温かみのある熱演となりました。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  22/September/2017

    とにかく安いです。LPレコード時代であれば3万円以上はしていたのでは。演奏も録音も期待以上で満足です。

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  • ★★★★★ 

    Nowhere Man  |  石川県  |  不明  |  20/July/2017

    素朴で美しく大自然を感じさせる演奏です。廃盤になる前に購入をお薦めします。

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  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  27/March/2014

    ティントナーさんの演奏は透明感があり、爽やかです。美しいです。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  11/February/2014

    このシリーズはバラで全部買いそろえて持っている。しかしこんな値段で全集として出るとは・・・。曲により出来不出来があり、版については文句はないが、特に録音日が接近している7番と9番はあまりにも性急に録音させられたのか、7番などハース版にもかかわらず、いつものティントナーらしいゆったりした感じがなく残念だ。9番も同様。逆に3番、8番は素晴らしい限りだ。特に8番は第1稿の他の指揮者と比較してもいまだにこれ以上の演奏はケントナガノ盤しか知らない。また余白に入っている3番や4番の部分稿が嬉しい。4番はやや平板な感じがするがこの曲にはこんな演奏がいいのかも知れない。テンシュテットのようにギンギンにやられるとまいってしまう。5番はわりと熱い演奏が多い昨今、クールで良いと思う。ただその分フィナーレの盛り上がりはやや落ちる気がするが・・・。オケはRSNSOが中心だがアイルランドのオケもいい演奏をしていると思う。全体としては発売当時の感動も含めてやや甘めの満点かな?

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  • ★★★★★ 

    kokodesu  |  東京都  |  不明  |  31/January/2014

    クラシックというジャンルの音楽の表現が、民族や地域にとらわれないインターナショナルなものになっている現在、ティントナーのブルックナー表現は、清澄な美しさを基調としいてかけがえのないものと言えるだろう、それはカラヤンのような人為臭とはまったく別質のものだ。どの曲がどうという前にそうしたことを強く感じるのだが、あえて言えば3番の第一楽章や6番の第2楽章にそうした特質を強く感じる。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  30/May/2004

    1番、2番はウィリアム・ギャラガンによる改訂稿、3番は第一稿を使用。特に3番は第一楽章だけで30分を越える。7番はハース盤。8番は第一稿で第一楽章がフォルテで終わる。これらに9番と初期の0番を加えた6曲が10点の出来映え。5番は響きがデッドな上に演奏も冴えずこちらは6点。4番は普通だが、一箇所テープ編集の継ぎ目がわかってしまう部分がありこれも6点。6番はニュージーランドだが録音に芯がなくこちらは7点。00番は曲がつまらない。総合で8点。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  23/August/2003

    本当の意味でブルックナーの素晴らしさを理解させてくれるCDである。どの演奏にも指揮者ティントナーの慈しみが感じられる。こんな美しいものだったとは、ブルックナーの交響曲が!

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  • ★★★★★ 

    Portia  |  東京都  |  不明  |  02/March/2003

    聴く者を体ごと包み込むような,壮大で暖かいブルックナー。英国やニュージーランド(!)のマイナーなオケから,これほど深く味わいのある音色が引き出せるとは想像できなかった。病魔と闘いながら録音を完成させたティントナーの状況を考えると,これは本当に奇蹟としか思えない。特に緩徐楽章の深さ,美しさは神がかり的で,ブルックナーの音楽の素晴らしさを改めて堪能した。録音も非常に自然な広がりを持ち,聴きやすい。

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  • ★★★★★ 

    豊後梅  |  大分市  |  不明  |  06/September/2002

    どの曲も聴くたびに驚かされる。こんな指揮者がいたのか・・・と、絶句してしまう。1番のスケルツォの若々しさ、フィナーレの壮大さはこれが本当に末期ガンに冒されていた80歳の老指揮者の棒から生まれた音楽なのかと疑ってしまうほどだ。音楽観や人生観まで変わってしまいそうだ。

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