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Mahler (1860-1911)

SACD [USED:Cond.A] Symphony No.5 : Nott / Bamberg Symphony Orchestra (Hybrid)

[USED:Cond.A] Symphony No.5 : Nott / Bamberg Symphony Orchestra (Hybrid)

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Showing 1 - 15 of 19 items

  • ★★★★☆ 

    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  09/March/2021

    ノット / バンベルク 最初のマーラーは 5番。2003年の録音なので首席指揮者としても馴染んできた頃でしょうか。とてもみずみずしいサウンドでバランスも良く、ノットとオーケストラの相性の良さを感じさせます。落ち着いたテンポで丁寧に音楽を進めています。録音は優秀で、カイルベルトザールの残響が綺麗に響いています。なんだか暖かい音がしてアンサンブルも良い。あらためてバンベルク響って良いオーケストラだなぁと思いました。5番の構造美をじっくりと味わえる素晴らしい演奏でした。 皆さんにも聴いてみて下さい。おすすめします。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  02/March/2016

    恥ずかしながら、所持している中では、唯一の21世紀に入ってから録音されたマーラーの5番。同世代、イギリス人だけど、イギリスらしさは、今のところ感じさせないノットさん。東欧独逸の伝統あるオケを伝統保ちつつ、変貌させた手腕は流石で、ここでも遅めのテンポで本格マーラーを聴かせてくれる。フランス系のスイス・ロマンドでどんな響きを聴かせてくれるかも楽しみですが、東響をどう料理してくれるかも、日本人としては期待大。ちなみにN響のパーヴォさんとは、5日誕生日が違うだけの同じ齢。ガムばれ50代、指揮者としては、これからが本格期。

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  • ★★★★★ 

    EIHIKO  |  埼玉県  |  不明  |  16/March/2014

    これまで何度もマーラーにチャレンジしてきましたが、「大地の歌」以外の交響曲はまとめて通して聞けたのは、生のバルシャイが日本のオケを振った6番くらいで(生なので途中放棄不可)、確かにこの演奏は佳演でとってもよかった記憶がありました。しかし、CDでいくつか買ってみました、とても魅力的なところがたくさんあるマーラーなのに、不意にドカンバシャンとやかましく鳴り響くマーラー節にいつも途中でウンザリして放り出してばかりでした。  後藤ユニットの巨大ホーンでPC再生しているモーツァルト狂の友人が、インバルのマーラーの5番のワンポイント収録のCDがすごいと言って、マーラーを聞き始めました。それに私もちょっと刺激を受け、つい最近、SACDプレーヤーのHDMI出力による光分割のスプリッタを入手し、フルデジタルアップに送ったところ、88.2Kの入力ができることが判明して再生させてみると、はじめてSACDの音の緻密さや静けさ、倍音のひろがりがあることを実感しました。それで、マーラーをSACDで聞いてみたいと思い、インバルは高いので、評判のよいこのノット版を注文してみました。  聞いて私は驚きました。このレビューのなかには、録音がたいして良くないとされた方も何人かいらっしゃるようですが、私の耳が悪いのかどうか、88.2〜フルデジタルアンプからドライブされたバックロードホーンを駆動するアルペア7の音響は、静けさと深さとどんな個所でも明瞭に聞きとれる各楽器の分解能といい、ドカンと鳴ったときの混濁のない明瞭な一体感のある響きといい、たいへんに見通しのよい立体感のある優れた録音だと思いました。  CDの音も聞き比べましたが、こちらも少し腰が高くなることと、静けさではなくわずかに騒がしさが出て、奥行きなどの表現が甘くなり、すこしひらべったい響きになりますが、CDとしては鮮明でピカ一の音です。それよりも、88.2でありながら、SACDの音響は、ほれぼれするほど魅力的だということなのかもしれません。  ところが、そんな音の良いことが関係しているのかいないのか、何と、聞き通せなかったマーラーを、私はずっと何度か耳を傾け続け、聞いてしまいました。こんなに興味深くマーラーの交響曲を聞けたのは、ひょっとしたら初めてだったかもしれません。どなたかのレビューにも、ふだんマーラーが聞けないのに、ノット版は聞けるというコメントがあり、まったく同じ経験をしました。とにかく、ノットという指揮者のことはよく知りませんが、棒の運びがものすごくうまい人で、ごちゃごちゃと何を言いたいのか分からないマーラーの音楽を、見事に見えるようにキレイに整然と聞かせてくれているように思います。しかも、奥深いエネルギッシュな響きを伴ってもいます。レコ芸では、宇野先生もベタぼめでしたが(7番でしたが)、その理由がわかりました(宇野先生は、ノットの5番はどう評価されたのでしょうか?)。おそらく、私が嫌いなマーラーの支離滅裂な爆発を、ノットは意味のある響きにきちんと翻訳して表現しているのだろうと思いました。こういうふうにマーラーの音楽を振れる(編集できる)指揮者は、稀ではないかと思います。音がよいだけではなく、やっと、マーラーの音楽を堪能できるチャンスが私にやってきたのだろうと、64歳にもなってはずかしいですが、とてもうれしい気分です。HMVの方々、ありがとう。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  17/November/2011

    ノットさんのマーラー第一弾にしてバンベルク響のマーラー初録音。演奏は、ノットさんの姿勢が極めて強く表れたものとなりました。楽譜に忠実に、その再現に甚だ精妙な姿勢で臨み、克明な演奏を心がけております。楽器のバランスもそうですし、弱音器を付けた弦楽器については響き・音色の違いをきっちり表わそうとしてまことに入念な様子がうかがえます。ただですねぇ、そういう意味での、「演奏」に対する入念さというか執着はあるのですけれど、「表現」に対するこだわりの姿勢が見えないという感じなのですね。この大曲、激しさと慰めと、恐れと憧れと、その他豊富な感情がたっぷり盛り込まれ、豊かな歌謡性も持った、大変な難物であります。その方面がノットさん、十分ではないかなあ。無理にドラマティックである必要はないけれど、でも楽想に合わせて情感がもっと打ちだされてもいいですね。そこに私は不満を持ちました。想い起せば、9番でもそうでしたね。ノットさんの音楽(マーラー)への姿勢なのでしょうね。3番、買ったけどまだ聴いてません。どうかな?なるべく早く、聴いてみましょう。さて、このディスク、音としては特に優秀との印象はありませんでした。過不足なし。ま、そういうのがいいのかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    リョウ  |  埼玉県  |  不明  |  18/November/2009

    古典的形式感の欠如のせいか、これまでマーラーにはなじめないものを感じていました。ところが、ノットandバンベルク饗のマーラーを初めて聞いて仰天しました。それまで、無意味な音の連続と感じられていたものが、突然、意味を持った音の連なりとして聞こえてきたのです。私の気の迷いかと思い、手持ちのCDを聴きなおしてみました。5番はアバド・シカゴ饗、カラヤン・ベルリンフィル、ついでに9番はバルビローリ・ベルリンフィル、ワルター・ウイーン・フィル。しかし結果は同じでした。私が陶酔感を持って聴けるのはノット・バンベルク饗だけなのです。おそらくその秘密は、ノット・バンベルクの音が、楽器の白々しい音としてではなく、ぬくもりを持った人間の歌として私には聞こえてくる、ということなのだと思います。特にこの5番と9番はすばらしい。ただ、少し注文をつけると、腰の据わった重厚な弦の音色や木管はすばらしいのですが、金管がやや弱い。金管の演奏能力がもう少し高まれば言うことないのですが。

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  • ★☆☆☆☆ 

    しとさ  |  千葉県  |  不明  |  17/October/2009

    SACDマルチだが、特に音質が優れているわけではない。演奏は中庸だが、終楽章のコーダでティンパニが1小節早く入ってしまい、えらいことになっている。 どうしてこのテイクを採用したのだろうか。理解に苦しむ。

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  • ★★★★☆ 

    J.O.  |  東京都世田谷区  |  不明  |  01/January/2008

    そもそもマーラーへの関心度が極めて薄く、1番か5番くらいしか聴かないのですが、このノット指揮の5番は素晴らしいと思いました。 若い指揮者なので快速演奏か?と思いきや、遅目のテンポでじっくり歌い上げています。特にアダージョはそれが活きて、実に濃厚なものとなりましたが、間延びすることなく、最後まで緊張感を保っているのは見事です。録音も見事。SACDでは、クリアーで見通しが良いだけではなく、オーケストラの厚みのある音色も楽しめます。

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  • ★★★★★ 

    haru  |  奈良県  |  不明  |  25/December/2007

    マーラーの楽譜を隅々まで見渡してすくい上げるような克明な演奏であり、録音もそれに合わせたかのような鮮明な音。特にSACD層について言えば、超ワイドレンジで、高分解能。5chで聴くと、それに加えて、ものすごい立体感! まるで演奏会に臨んでいるかのように、各楽器の配置関係が分かる。マルチチャンネル再生のデモ用としても好適。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  横浜  |  不明  |  02/June/2007

    すみません。私も、今頃何ですが、昨年のサントリーはほんとに良かったですねえ。当日何人かの方と話しましたが皆同じ意見でした。聴いてみないとわからないものだなあと思いました。その思い出にこのCDを購入しました。

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  • ★★★★★ 

    zawa  |  京都  |  不明  |  12/April/2007

    今頃何ですが、私も昨年京都でこのコンビを聴いたのですがまったくすばらしかったです! ディスクの方も生の少し後で買い、聴いたのですがこちらもすばらしい! Tudorの録音はぴか一ですね。ヤナーチェクのもいいですよ、独特の響きがあって。次のシューベルトの9番が今から楽しみです。このコンビでどんどんSACD出してほしいですね!

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  • ★★★★★ 

    トスカニーニ  |  静岡  |  不明  |  23/June/2006

    私も5月29日、サントリーホールで聴くことができました。オケの鳴りっぷりの良さとノットのきびきびした指揮ぶりに感動しました。 先に本ディスクを購入していたのですが、このディスクは実演の記憶を鮮明に思い出させてくれます。 隣の席にいた物静かなご老人が、フィナーレが終わるや、「おおっ・・ブラヴォー」とつぶやいていたのが印象的でした。

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  • ★★★★★ 

    怪人ラザレフ(最高!)  |  神奈川県  |  不明  |  31/May/2006

    5月29日(月)サントリーホールで,生で聴きました。 凄かったです。おしっこちびりそうになりました。 アプローチはCDと同じです(あたりまえか?) 金管鳴りまくり!3楽章はラトルがやったようにホルンを前に立たせて,前で吹く音と後ろの音と,立体感がたまらなかった。4楽章は天上の音色,いやぁ,いい指揮者といいオケがいい感じで融合すると,こんな素晴らしい演奏になるんですね。この曲は毎年,生で3〜4回聴きますけど,これまででベスト3に入ると思います。

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  • ★★★★★ 

    duchamp99jp  |  山口県  |  不明  |  07/April/2006

    バンベルク交響楽団、小生過小評価していました。これは拾いモノ。録音完璧、JBL鳴りまくりの体。久しぶりに全曲泣きっぱなしで聴き終えました。3番フリークですが、5番もよ御座いますね。

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  • ★★★★★ 

    アントニヲ  |  松本  |  不明  |  29/January/2006

    パリッとした響きの管セクションが立体的な音楽を実現し、指揮者の耳の良さを感じさせる。一方の弦セクションは暖色系のくすんだ音色で、アダージェットでは他の楽章との対比もあって退廃美さえ感じました。この、くすんだ弦にパリッとした管という組み合わせが独特の色彩感をかもしていて、マーラーってまさにこういう響きだよな、と感動させられます。

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  • ★★★★★ 

    ゆこりん師匠  |  世田谷  |  不明  |  25/April/2005

    かなり優秀な録音も手伝って個々の音を明晰に聴かせながら、それぞれの音と音との結びつきの意味を見せてくれると感じました。ドイツの音楽だな、って。マーラーというと大げさな音響効果がもてはやされたりしますが、このディスクにあるような音楽の構造やあり方を提示して、聴き手の経験の中で鳴らす、そんな聴き方もあるのだなあと思いました。ちょい聴きでは派手じゃないので耳を惹かないかもしれませんが、じっくり対峙して聴ける良さがありますね。

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