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Mahler (1860-1911)

SACD Symphony No.9 : Seiji Ozawa / Saito Kinen Orchestra (2SACD)(Hybrid)

Symphony No.9 : Seiji Ozawa / Saito Kinen Orchestra (2SACD)(Hybrid)

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  • ★★★★★ 

    Greenboy  |  兵庫県  |  不明  |  17/October/2022

    21世紀が始まったそのお正月にこの曲を選び、演奏した小澤さんとサイトーキネンの俊英達。”死に絶える様に” と、最期に書かれている曲を。そう言う演奏は、バーンスタイン、カラヤン に任せて(?)、終わりを告げ、新たに”生きて行くこと”、新しい朝を迎えようではないか、と、言いたげな名演。日本人主体のオーケストラもここまで到達できるのだ、と、そして、新世紀への更なる道を指し示した音楽が、ここに(95歳のブロムシュテットさん、N響の演奏を聴いた後に)。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  20/October/2017

    小澤さんは、病になる前、国立歌劇場退任の後、ウイーンフィルとの来日公演で、この曲を演奏する筈だった。それは、悔しいけれど敵わなかった。バーンスタインの演奏するこの曲を聴いて、「俺には、こんな演奏出来ねえ」、と、はっきり言った小澤さん。カラヤンの弟子となって、交響曲史上最高の音楽と、教えられ、2002年ボストン響、最後の演奏会でも、この曲を選んだ。21世紀になっていきなりの演奏会で、関係深いサイトーキネンとのライヴ録音が、発売されたのは、幸い。小澤さんらしい中庸のテンポ、でも、込められた情念、精緻さは、特筆すべきもの。10年後にウイーンフィルとやっていたらどうなっているか、と、思うが、サイトーキネンから、凄味含んだ素晴らしい重みある演奏を引き出し、成し遂げている。いや、聴いておいて、体感して、本当に良かった。かつて、ワグナーの「リング」やるんだと、言っていた小澤さん、もうその体力はない。淋しい。が、此処に、小澤さんの最高峰を極めた音楽の一つが、刻まれている。

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  • ★★★☆☆ 

    naoko  |  米子  |  不明  |  26/December/2008

    今回、おもいきって、Blue-spec CD盤を購入。結果は・・・。残念ながら、小市民の装置では、一聴して、違いはわかりませんでした。所詮、小市民はほどほどの音質と想像力で音楽を楽しまないといけないのだなぁ、と思いました。うちの装置でも、大抵のSACDなら普通のCDと違って、キンつかない、暖かいいい音なのですが・・・。各レコード会社さん、もう少しSACDで頑張ってください。お願いします。ちなみに、ジャケットやレーベル面はオリジナルのものよりも簡略化されており、そちらの方が印象に残った。

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  • ★★★☆☆ 

    naoko  |  米子  |  不明  |  07/August/2007

    矛盾したことを書くが、個性を埋没させた結果、個性が滲み出てしまう演奏がある。しかし小澤氏のはそうではない。本当に恐ろしいぐらい個性を感じさせない。BSOとの演奏でも同じことがいえるが、あのときは低弦のしっかりとした響きに存在感があった。だから、オケの違いが大きなポイントといえるだろう。実演(確か2日目)も聴いたが、1楽章の緊張感はすごかった。CDでもそれはいくらか伝わるだろう。その点でけーぞー氏と同じ意見かもしれない。宇野氏はマラ9ベスト3に入れたいようだが、理由は述べず。もう少し聴き込む必要があるか?

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  • ★★★★★ 

    マラ9オタク  |  東京  |  不明  |  08/June/2007

    ボストン響との演奏よりもサイトウキネン盤のほうをと最初から決めていた。日本人指揮者、日本オケのマラ9としては、井上&新日フィルと並んで、世界に誇るべき名盤ではないだろうか!  ただ録音の音質としては、エクストンのほうが上かなぁ、やっぱり。でも、この盤でも弦セクションは離れ業的な美音をだしてると思う。  もうちょっとしたらオザワ&ボストンのマラ全集にもトライしたい。

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  • ★☆☆☆☆ 

    み〜な  |  東京  |  不明  |  29/May/2007

    お醤油味のマーラー。それが悪いとは言わないけれど、いかんせん味が薄すぎます。生も死も、どこか奇麗ごとで終わり。

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  • ★☆☆☆☆ 

    へ短調  |  東京都  |  不明  |  19/April/2007

    とても綺麗な演奏。だがそこにはなんのドラマもない。技術を超えて訴えかけるものが無いのはこのコンビのいつものことだけどね。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県穂高町  |  不明  |  09/January/2004

    実演も聴いたが、現代的なマーラーであり洗練された演奏という印象であった。特に第四楽章の美しさは特筆すべきものがあるが、反面他の方のレビューにもある通り、ドロドロしたマーラー像は描ききれてない様な気もする。

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  • ★★★★☆ 

    小林薫  |  神奈川県  |  不明  |  31/January/2003

    小澤のマーラーは音は美しいが魂をわしづかみにする生々しさや神秘性に欠けてどこか物足りない。しかしこの斉藤記念盤の第2、第4楽章は素直に評価できる。特に第4楽章の重層的な盛り上がりに深く訴える力があり、終結部の美しさは比類のないものだ。

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  • ★★★★★ 

    桐嶋屋勝造  |  愛知県碧南市  |  不明  |  06/November/2001

    小沢さんの演奏は70年代はバーンスタインに近い熱血・情熱型でした。80年代から洗練に向かいました。マーラーの第1番も2種類のうち古いほうが情熱的です。この第9は洗練を極めきった小沢さんの演奏スタイルであり彼の信じるマーラー像なのです。

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  • ★★★★★ 

    クマト  |  横浜  |  不明  |  11/October/2001

    以前の2番に比べて、録音の質に難がある。生で聴きましたが、その時の神秘とも言える響きが消されてしまっています。 真の音楽家にとっては、あれ以上の演奏は有り得ない。

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  • ★★★★☆ 

    ボテちゃん  |  神戸  |  不明  |  07/October/2001

    小澤にとっては9番は復活ほどの思い入れはないのか、サッパリした解釈で、クレンペラーの演奏に近い仕上がりである。全体に高水準であるが、フィナーレのコーダは生と死の葛藤の描写に難がある。このコンビなら、もう1レベル上が欲しい。

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  • ★★★☆☆ 

    けーぞー  |  和歌山  |  不明  |  03/October/2001

    第1楽章は弦の切れもよく、本当に沸騰するような名演ですが、2楽章以降はあまり興奮するところはありませんでした。平均、前回のボストンの方が上ではないかと思います。

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  • ★★★★★ 

    ボテちゃん  |  神戸  |  不明  |  18/September/2001

    日本のオケによるマーラーの最高水準の演奏で、特にフィナーレのコーダの死ぬような終わり方が印象的。ただ、去年の復活に比べて、小澤の思い入れが異なるのか、超越的な雰囲気は感じられない。これが今後の小澤の課題か?

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  • ★★★☆☆ 

    TAK  |  柏市  |  不明  |  15/September/2001

    オーケストラはいいと思う。でも、結局日本人にはマーラーは振れない。文化が違いすぎる。マーラーの執拗さ、息の長さは日本人にはつぃていけない。

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