The Lost Tapes-piano Sonata, 18, 27, 28, 31, : Sviatoslav Richter (1965 Lucerne & Tours)
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orisuke | 新潟県 | 不明 | 27/October/2025
リヒテル全盛期のライヴが見事なマスタリングで出てきた。音質的にはセッションにひけを取らない良質なもので、演奏内容的にはこの時期のリヒテルのライヴならではの爆発力と制動力、テクニックの切れが十二分に堪能できる。これは良い。音の傾向はLPステレオ初期のDGらしいもので低音はややタイトだが解像度は高く響きは自然。同レーベルで70年代以降に頻出する高音域の堅さは一切ない。CDのDレンジをきちんと使いきった入念なマスタリングは拍手もの。リヒテルがギアチェンジして一気に爆発する様は手に取るように分かるのが快感。27番、28番はこれまでの曲の認識がぶっ壊されるような名演。ファン必聴。0 people agree with this review
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てつ | 東京都 | 不明 | 07/June/2025
この演奏、「看板に偽り無し」である。あのリヒテルの震撼するような強力な打鍵はCDに収まり切らないが、このCDを聴けば、全てわかるとまでは言わないが、相当数想像できる。私の知る限り、リヒテルのCDで本盤が最もリヒテルの打鍵を伝えるものだと言える。もちろん打鍵だけはなく、それ故の表現の幅の広さ、読みの深さもキレの良さも、とにかく全て良い。当時の録音なので、もう少し広がりとか、ダイナミックレンジが欲しいが、それでも相当マスタリングしたのだろう。よくここまで音を整えて世に出してくれた。文句はいつも通り「THE LOST TAPES」というタイトルのダサさとリヒテルのジャケ写である。こんなコワモテの画像使われたら、本人もあまり嬉しくはあるまい。それはさておき、このディスクは本当に聴く価値がある。多くの方に20世紀の大巨人の素晴らしさを堪能して欲しい、と私は願う。3 people agree with this review
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