Jatekok (The Games): Pierre-Laurent Aimard(P)(2CD)
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うーつん | 東京都 | 不明 | 20/June/2025
「現代音楽版の徒然草」とでも表現したらいいか・・・。今や長老格となったクルターグが長年月かけて綴った「心の遊び」とでも言うべき小さなエッセーの集まり。当盤では、音楽的な技術とか技法という考え方は不要なのかもしれない。逆に作曲家たる者が子供がでたらめに鍵盤をたたくような音の詰め合わせを音楽という枠組みにして楽譜におこす方が難しいのだろうかと思ってしまった。詳しくは判らないが一見でたらめのような音の並びにも緻密な技法が詰まっているのだろうか?(詳しい方がいらっしゃったらレビューで教えていただきたいです) タイトルだけ見ると誰か(何か)に対するオマージュだったり、大切な友人たちの誕生日をささやかに祝ってみたり、日常生活の中に当たり前にある事柄やしぐさに目が向けられたり。別に大上段に構えて理屈ぶらなくても音楽を楽しむことはできるのだろう。「徒然草」の有名な冒頭の文(私自身、恥ずかしながらその後はとんと知らないが)「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ・・・」もしもクルターグご本人にこの言葉を伝えたら、おそらくニッコリ微笑むのではないだろうか。 音楽作品の出来とか内容をどうこう言うよりも、綴られた音遊びにわが心を遊ばせてみる・・・。それが当盤にいちばん合った聴き方なのかもしれない。心がすり減り、遊び(余裕)が無くなってきた私の心にちょうど良い「遊び」をいただけたことに感謝したい。みなさんにもお勧めしたい。0 people agree with this review
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