Hommage a Seiji Ozawa -Mahler Symphony No.8(1979 Stereo), Besancon Competition Live 1959 (2CD)
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Poirot | 東京都 | 不明 | 24/June/2025
メインのマーラーの8番はさておき,ブザンソンのコンクール本選の音源は興味深い。まずオーケストラは(今の基準では)とても下手。しかし,木管楽器などの音色は,なんとも言えず魅力的(今では失われたもの)。演奏の方は,Debussy はさておき,Strauss は信じられないほどひどい指揮。当時の日本では,ほとんど情報が無かったのだろうが,Strauss を楽譜通り(機械的)に?演奏すると,このような非音楽的な結果となるという見本で,Strauss音楽にあまり馴染みがないフランスのオーケストラでもあることもあり,このようなとんでもない演奏になったのであろう。コンクールの結果は,最後の新作を見事に振ったことで優勝できたと思われるが,この時点での小澤氏は,指揮技術は一流でも,音楽性(音楽的教養とでもいうべきか)はゼロに近かったことがわかる。この「指揮のテクニックは超一流,音楽性は?」という特徴は,この後小澤氏の音楽に一貫していたように思われるが,小澤氏の音楽(指揮)の原点として,大変貴重な録音である。なお,少し前に出たコンクール直後のフランスでの録音でも,彼の Beethoven がはじめから変?であったことが記録されていて,面白かった。齋藤メソッドは,指揮のテクニックを教えることは出来ても,音楽の基礎にある教養は教えてくれないということであろう(楽譜だけいくら勉強しても,音楽的教養は身につきません)。3 people agree with this review
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