Antal Dorati in London Vol.2 (28CD)
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林檎太郎 | 長野県 | 不明 | 20/July/2025
アンタル・ドラティ指揮ロンドン交響楽団によるマーキュリー・レーベルの録音は、1950年代末〜1960年代とは思えない驚異的な音質であると掛け値なく言える。映画用35mm磁気フィルムを用いた「リビング・プレゼンス」録音方式は、通常の磁気テープ録音を遥かに超え、広大なダイナミックレンジと鮮明な音像を実現している。この録音方式は他社に広まらず、マーキュリーの孤高の技術遺産として現在に至っても輝きを失っていない。アメリカから機材を持ち込みロンドンで録音した熱意と技術の結晶であり、その中で壮年期のドラティは類まれな集中力と強烈な緊張感を持つ演奏スタイルを発揮している。私はドラティのこの時期の演奏に、晩年のアトランタ録音よりも強烈な個性と音楽への深い踏み込み、異常なまでのテンションの高さを感じ、深く感銘を受けた。バルトークなどの作品に鮮烈な生命力を吹き込み、その演奏は後の再録音と比較しても劣らず、録音は経年による劣化が極めて少なく、音楽史における重要な文化財として確固たる地位を保っている状態である。0 people agree with this review
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