Antal Dorati in London Vol.1 (29CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 29/April/2025
ドラティはLSOのポストについたわけではないが、50年代後半から60年代初めにかけてこのオーケストラを支えた指揮者のひとりである。ちょうどクリップスとモントゥーの間の期間、実力低下を噂されていたオケを鍛え直したと言われている。実際録音の多いLSOのなかでもドラティはトップかもしれない。ドラティも時期によって演奏スタイルは結構変わった人でデトロイト時代とLSO時代とではかなり違う。LSO時代はバッキバキの筋肉質の音楽であり、色気、甘味はない。曲によってはもう少し柔軟な表情を求めたくなるものもあるが、一方でアンサンブルは引き締まり推進力のある音楽は痛快そのもの。ロシア音楽との相性がとてもいい。コンチェルトも大変うまい。シェリングとのブラームス、シュタルケルとのドヴォルザークはドラティの指揮の力も大きく圧倒的な感動を生む。マーキュリーの録音は素晴らしいとしかいいようがない。シルヴェストリがマーキュリーだったらと思ってしまう。2 people agree with this review
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