Orchestral Works Vol.4 : Paul Mann / Liepaja Symphony Orchestra
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求道半 | 不明 | 不明 | 14/November/2025
デレク・スコットの作品は軽薄なものではない。だが、高尚なものでもない。クラシック音楽に馴染みのない聴衆への訴求力の強さを通俗的や大衆的と言い換えるならば、彼の音楽を形容する言葉はこれらであろう。彼は千九百六十年代のイギリスの大衆音楽の影響を自作に認めており、このアルバムに収録された二つの組曲は「現代イギリス舞曲集」と「近代イギリス舞曲集」と呼ぶべきもので、大太鼓が顕著に響く第二番の組曲は大衆的な音楽そのものである。併録されたセレナードは、彼が作曲した他の管弦楽曲の多くにも共通する劇付随音楽的な曲想であり、聞き覚えが無くとも、哀愁や郷愁の念を想起させるに違いない。彼の音楽は構築的なものではなく、各楽器パートのリレーによる主題の繰り返しを主とした音色の変化に重きを置く。ブラスバンド向けの交響曲を管弦楽用に編曲した事例を踏まえれば当然だが、彼は弦楽器群よりも管楽器群を多用し、効果的に打楽器を使用する。曲調の明暗に関わらず、ハープの音色が添えられると、聴衆の心は、必ず、揺さぶられる。これらの事実は音域間のバランスの悪さや音数の不足を意味せず、彼が産み出す多彩なジャンルの曲は、いずれも質が高い。0 people agree with this review
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