Aline van Barentzen : Radio Archives Edition (9CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 30/December/2024
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン、オランダ人のような名だが、オランダ系ではないらしい。米国人で神童としてならし、欧州、北米、南米で演奏、39年からはフランスを拠点とし、後にパリ音楽院の教授となり、教え子にはカツァリス、ジャン=フィリップ・コラールがいる。商業録音は極めて少なくステレオのセッション録音もあるが聴いたことはない。このエディションは彼女の60〜70代の放送録音(一部ライヴ)が収録されている。演奏家としては晩年のものといえるが、技巧的な衰えはなく粒立ちのしっかりした音でスタイルの古さも全くない。最初のベートーヴェンの協奏曲から聞きものである。3番、4番ではベートーヴェン作ではない長大なカデンツァを弾いており(もしかして自作か)実に堂々たる演奏だ。若きフレモーの爆発的な指揮もスリリング。他のコンチェルトもスタイルを見事に描き分けている。ソロ曲もどれもすばらしい。ドビュッシーのこれほど優れた演奏はめったに聴けないしモーツァルトの軽やかなタッチも素敵。ベートーヴェン、ブラームスは厳しくダイナミック、シューマンはファンタジック、「ウィーンの謝肉祭の道化」はベストのひとつだろう。ラヴェル、フォーレからヴィラ=ロボス(作曲家自身バレンツェンを高く評価していた)まで聴いていて楽しくてしかたがない。どうして彼女が忘れられたのか不思議としかいいようがないがメロクラシックが9枚もまとめて出すだけのことはあるし(解説も充実)本当に感謝したい。音質も良好。2 people agree with this review
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