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Bruckner (1824-1896)

SACD Symphony No.9 : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic (1966)(Single Layer)

Symphony No.9 : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic (1966)(Single Layer)

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    jasmine  |  愛知県  |  不明  |  09/December/2024

    カラヤンがブルックナーに特別の愛着をもっていたことは明白で、とりわけ後期の交響曲と《テ・デウム》はコンサートでもしばしば取り上げ、複数回にわたりレコード、及び映像作品をリリースし、結果として交響曲全集も収録した。今でこそブルックナーはメジャーな演目として定着しているけれども、私がクラシック音楽を聞くようになった70年代には、まだマイナーな存在で、ブルックナーを振れるのはクナッパーツブッシュかシューリヒト、或いはヨッフムくらいのものとされていた。その後マタチッチ、朝比奈、ヴァント、スクロヴァチェフスキー達が加わったが、当時はフルトヴェングラーでさえ主情的過ぎるとして『亜流』扱いだった。しかし、実際には、カラヤンはキャリアのごく初期の段階からブルックナーを得意とし、44年にベルリン国立歌劇場管弦楽団とブルックナーの交響曲第8番をセッション録音している。残念ながら第1楽章が欠落しているものの同曲の最初のレコードではないだろうか? 47年10月に戦後初めてウィーン・フィルと公式のコンサートを開催することを許されるが、この際に取り上げたのも第8番だった。ベルリン・フィルの常任指揮者となりDGGとの新たなレコーディング契約を結んだ際本人が要望したのがブルックナーの作品の収録だったというが、ヨッフムとの計画がすでに組まれていた関係で通らず、ようやく実現したのが66年のこの第9番だったのである。ここにはその喜びが溢れる意欲的な表現がみられ、後の普遍的な演奏とは異なる溌剌とした性格が特徴となっている。第2楽章のリズミックなテンボもユニークだ。カラヤンの最終稿としては、驚異的な完成度を誇る75年の新盤を採るのが妥当であろうが、壮年期のカラヤンの気迫に満ちた快演にも抗し難い魅力がある。SACD化された機会に今一度耳を傾けたい名盤である。

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