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Chopin (1810-1849)

CD Piano Concerto No.2 Op.21 / Rondo A La "Krakowiak": Lillian Most

Piano Concerto No.2 Op.21 / Rondo A La "Krakowiak": Lillian Most

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  29/August/2025

    誰にも見向きされないCDがあるとすれば、そんなCDの1枚にこのCDは入るであろう。安価なので全く期待せずに購入したが、これが大当たりで競馬でいう万馬券である。オケはプラハ交響楽団、ソロは英国女流ピアニスト、Lillian Most、全く聴いたことがない名の演奏家。2番の協奏曲の初めのオケの提示部が終わり、ピアノが入ってくると世界が一変、ショパンそのものと錯覚するほどの粒のそろった柔らかいピアノのタッチ、輝いた音、転がすような音の流れに魅了され、ショパン音楽に引き込まれてしまう。オケも同様にメリハリのある有機的な響きで対応、両者共に素晴らしい。ソロも含めこんな見事なショパン演奏に出会ったのは初めてである。何よりもMostのピアノがショパンになりきっていると思うほど軽やかで繊細なのに驚いてしまう。音は癖のない平均的なステレオである。リリアン・Mostの経歴は、オックスフォード音楽大を卒業後、プロとしてヨーロッパで活躍しているとのことで、生年月日等は不明。このレーベルで数枚ショパンのCDがあるようだが、入手困難だとおもう。見つけたら騙されたと思って購入されたし。ただし演奏に不満の場合は小生その責を負わずと願いたい。(硬い独断的レヴューになってしまった。米コニザーのVEREDのショパンはこのMost以上に深いショパン演奏だと思う。)

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