Wagner (1813-1883)

CD Wagner: Orchestral Works

Wagner: Orchestral Works

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  08/April/2024

    ワグナーの響きとしては物足りない。官能的なえぐるような底から這いはがってくる音の響きに欠け聴いていて不満が残る。それなりの音はしているがもっとうねった音が欲しい。その辺がフルトヴェングラーやクレンペラー、クナのワグナーとの違いがあり、この違いは大きい。プロの指揮者ならだれでもワグナーらしい音は出せるだろうが、ワグナーらしい響きに留まってそれ以上のものは薄いように感じる。明らかに官能性に欠けた音である。テンシュテットの演奏ははいつももう一歩足りない。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  20/November/2010

    テンシュテットの真価を味わうことができる超名演である。録音は1980年で、テンシュテットが咽頭癌を発症する数年前の録音だ。したがって、ここには、最晩年の病魔と闘うという鬼気迫るような凄まじい緊迫感はいまだ感じられないが、それでも、オーケストラを全力で追い立て行く生命力溢れる爆演ぶりは、テンシュテットだけに可能な至芸と言えるだろう。この時期のベルリン・フィルは、カラヤンとの関係が、カラヤンの健康問題も相まって、微妙なものになりつつある時期で、その後継者問題が大きくクローズアップされていた。そのような中で、病魔の影さえ感じられなかったこの時のテンシュテットは、後継者の第一人者との評価も得ていたのである。本盤のような劇的な超名演を聴いていると、そのような評価もあながち言いすぎではないことがよくわかる。第2集とは異なり、インテンポではなく、楽劇全体を意識した緩急自在のテンポ設定や、思い切ったダイナミックレンジの幅の広さが特徴ではあるが、音楽がそうした指揮によって矮小化することなく、スケールの大きさをいささかも損なうことがないのが素晴らしい。ベルリン・フィルも、世界一のオーケストラの名に恥じない最高のパフォーマンスを示している。HQCD化による音質の改善効果もかなりのものがある。

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