Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
6 Cello Suites: J.berger (1984)
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ROYCE | 神奈川県 | 不明 | 03/May/2016
30年前はこの手の肩肘張った大仰なスタイルもアリだったが、今では歌舞伎役者が見栄を切るのを見ているようで多少引いてしまう。現代のバッハ演奏では必要以上の力みは求められていないから、随分と古風に思えてしまうのだ。ベルガー本人も再録音ではスタイルを変えているし。とはいえ録音はいいし、技巧も安定しているから、堅固で骨太な昔風の様式美が好きな人には好まれる演奏だろう。ある時代の記憶として傾聴に値するとは思う。0 people agree with this review
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 18/January/2009
久しぶりに自分の書いたレビューを読み返し、恥ずかしくなった。間違いは書いていないにしても、このページの表現は少し大袈裟、と反省しています。近年優れた演奏が若手を中心にいくつか出てきていることも原因ですが、バッハ演奏が変わりつつあることも理由です。何故それは良いのか、冷静に考察をしなおす時期に再び来ているのではないかと思います。それが印象と勢いに終始すれば、それは不適切な結果になるのではと危惧しています。最近はベルガーを基準として聴いています。ただし、新盤のほうですが。3 people agree with this review
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 11/September/2005
知る人ぞ知るこの曲集の最上の演奏。奏者は何もしない。ただ音を無心に紡いでいるだけ、私的なものは排除されている。そして、動き出す音自身が奏で始める音楽の途轍もない深さ。奏者の存在も楽器の問題も消えてしまい、ただバッハの音があるだけ。「音楽が自らを語る演奏」と言われるものは多いが、私はこの録音以外で、そのようなものを聴いたことが無い。まさに神憑り的な一期一会の音楽。この領域にまで達したこの曲集の録音は他には無い。ただ音が鳴るだけ。それ以外には何も無い、しかし芳醇かつ贅沢で真に豊かな世界。驚愕の一枚。1 people agree with this review
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