Gayane: Tjeknavorian / National Po +masquerade Suite, Etc: Lso
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こうもり博士 | 愛知県 | 不明 | 09/June/2012
バレエ「ガヤネー」の原典版の全曲が聴けるのが何よりの価値だ。原典版と戦後に改訂された版とはバレエの筋だけでなく、音楽も一変している。戦後の版は、かなり洗練された、しかし音だけ聴いていると少々ツライ音楽の中に「剣の舞」「レスギンカ」いったワイルドな音楽がはめこめれているという印象。それが原典版では、全編、生命力に満ちた音楽で埋めつくされる。それにハチャトリアンの音楽は意外に実験的なところもあるのでは。社会主義丸出しのストーリーも、今となっては抵抗はない。チェクナヴォリアンは、例によって爆演気味であるが、それを受け止める録音専用オケがヤワ。アルメリア・フィルとの抜粋の演奏の方が数等面白い。 さて問題のリマスタリングですが、皆さん方のレビュー、よりは多少甘目の感想ですが、まあ大小異です。どうしたんでしょうか。それを読んで、国内盤を、ダサいデザインにもめげず、注文したが生産中止とのこと。残念。1 people agree with this review
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 10/November/2009
いや〜、全曲は初めて聞きましたが、ガイーヌってのは面白い曲ですねぇ。スパルタカスや仮面もよし。曲目には文句なし。チェクナヴォリアンの指揮は、相当に荒っぽく、それこそバレエのバックで思う存分わめく調子で、ま、これはこれでいいのでは。ただし、CDで音だけのコンサートピースとして聞く分には、ニュアンスの不足は結構ツライ。このディスクの欠点は、やっぱり音です。時々モノラルっぽい音場になってドキッとします。音響も飽和してディティールが不鮮明になる個所も多し。残念ですな。0 people agree with this review
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