Beethoven (1770-1827)

SACD Sym.5, 6: Munch / Bso

Sym.5, 6: Munch / Bso

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  10/November/2012

    来日公演で取り上げた「英雄」にくらべれば、幾分古典的な表現という印象だ。大昔は定番の一つ(「未完成」とカップリングの廉価盤)だった「運命」は一気呵成にたたみかける熱演だが、「英雄」よりはロマン派的な衒いはない。「田園」はいわゆるミュンシュらしさは曲の性格からか薄まり、ボストン交響楽団の品の良い響きを楽しめる。幻想交響曲やブラ1、サンサーンス3番にみられる激情指揮者とは異なったミュンシュのエスプリを発見できる1枚だ。録音の克明さも手伝って、当時のボストンサウンドの豊麗さと奏者の巧さを堪能できる。なぜステレオの全集の完成に至らなかったのか残念だ。

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  • ★★★★☆ 

    Terry  |  東京都  |  不明  |  07/January/2012

    昨年末に発注、本日(1/7)佐川のメール便で受領。プチプチシートの封筒に直接包んで郵便受けに投込まれていたが、プラケースのフタが割れクラックが2本入っていた。ディスク自体に支障はなかった。 ソフト内容はレビュー先輩各位の評価どおり、きわめて正統で立派なドイツ風演奏である。ただミュンシュのこのころの演奏パターンとして、やや平板で深みに欠けるきらいがある。第5番・第6番とも第1楽章提示部の反復はない。 ”Living_Stereo”初期(’55年5/8月)の録音で3CHになる前の2CHであるが、音の鮮度はなかなかクリアで陰影も濃くDSD/SACD化は成功である。 それにしても「トスカニーニやフルトヴェングラーがもう少し長生きしていれば、彼らの数多い名演がステレオで残されたであろうに・・・」とくやまれる。

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  • ★★★★☆ 

    古渡 弁蔵  |  北海道  |  不明  |  30/August/2009

    第5番は一気に聴かせてくれる集中力の強いもので実に感動的。特筆すべきは2楽章の味わいにある。弱音の中での木管楽器の響かせ方には背筋がゾゾッとした。ベートーヴェンを感じさせる旋律を最も忠実に再現している。フルベン、ワルターでさえそこまで到達していない。もちろん星五つ。第6番も見事である。ただ、単調さが幾分気になるところはあった。率直な表現の帰結かも知れないが、それがミュンシュたるところだろう。星五つまではちょっと。

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  • ★★★★☆ 

    KT  |  新宿区  |  不明  |  06/February/2006

    音質が軽やかなわりに重厚な表現という、いわゆるドイツバリバリ指揮者には無い変わった味わい。聴くほどしみじみしてきますよ。

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  • ★★★★☆ 

    チンチャオトンタイ  |  横浜市  |  不明  |  13/November/2005

    5番6番、何れもさりげない入り方で力みがなく、非常に好感が持てる。ベートーヴェンの深刻さより美しさを感じさせる名盤。クリュイタンスと共通するしなやかさを堪能出来る。ただ、ウッカリするとBGMになってしまう「軽さ」があって、これを洗練ととるかどうかで評価は大きく分かれそう。音質はホントにいいですね。

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