Violin Concerto, Andante cantabile arr.Liszt : Benjamin Schmid(Vn)Martin Haselbock / Wiener Akademie Orchestra
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jin | 長野県 | 不明 | 21/July/2024
シュミットの独奏もハーゼルベックの伴奏も素晴らしい。手垢にまみれた演奏が多いこの曲を新鮮な感覚で楽しめました。特別変わったアプローチをしている訳ではありません。演奏というものは不思議なものです。是非ご一聴ください。第1楽章のはじめから「よく耳にしている演奏とは何か違うな」と気が付かれると思います。ビュータンのカデンツァは、よくできたカデンツァでそれなりに楽しめます。最近はベートーヴェン自身のピアノ編曲から逆編曲されたカデンツァが多いですが。でも、やはりヨアヒムとクライスラーの奇蹟のようなカデンツァがあるので、どうなのかなという気もします。ドイツの某バイオリニストがインタビューで語っていました「もしベートーヴェンが現代生きていたらクライスラーのカデンツァを薦めるだろう」。カデンツァは演奏者に任されているものなのでもちろん異論は挟むつもりもありませんが、他の部分が素晴らし過ぎるのでカデンツァもヨアヒムかクライスラーで聴いてみたかったと思いました。0 people agree with this review
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