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Beethoven (1770-1827)

CD [USED:Cond.A] Symphonies Nos.4, 5 : R.Kempe / Munich Philharmonic

[USED:Cond.A] Symphonies Nos.4, 5 : R.Kempe / Munich Philharmonic

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    tanobu  |  兵庫県  |  不明  |  02/February/2013

    前述つよしくんさんのレビューまさに同感。さらに付け加えると私はベートーベンはあれこれ聴く必要性を持っておりません。これぞと気に入ったもの3種程度あれば満足、演奏より曲を鑑賞することをモットーとしております。しかしそのためにはあれこれ聴かないと絶対的満足な盤に巡り合えないのも事実、その一つがこの演奏です。(2,6番にも同様のレビューを投稿済み)ケンペ盤はオーソドックスの一言、そしてなにより再生音がすばらしこと、ベートーベンを心底鑑賞できます。目下ベート−ベンの保存盤はワルター、ヨッフム(ACO)、そしてこのシリーズの3種に落ち着いた次第。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  26/October/2009

    最近のベートーヴェンの交響曲の演奏は、古楽器奏法や古楽器演奏が主流となりつつあるが、そのような中で、本盤のような重厚で男性的な名演に接するとほっとすると同時に、深い感動を覚える。第4は、ベートーヴェンの交響曲の中でもリトマス試験紙のような曲であり、指揮者の力量が試されるなかなかの難曲であると言えるが、他方、古今の一流指揮者が忘れ難い名演を遺してきた曲でもある。ケンぺは、例えば、ムラヴィンスキーやクライバーのように、最強奏と最弱音のダイナミックレンジの広さを殊更に強調するのではなく、アプローチとしてはあくまでもノーマル。したがって、あくまでも中庸のインテンポで進行していくのだが、決して体温が低い演奏ではなく、どの箇所をとっても熱い血が通っている。第3楽章など、他のどの演奏よりも快速のテンポだが、それでいて、全体の造型にいささかの揺らぎも見られないのはさすがと言うべきであろう。第5の第1楽章のテンポは実にゆったりとしている。しかし、決してもたれるということはなく、第1楽章に必要不可欠な緊迫感を決して損なうことなく、要所での音の強調やゲネラルパウゼの効果的な活用など、これこそ名匠ケンぺの円熟の至芸というべきであろう。終楽章のテンポはかなり早いが、決して荒っぽさはなく、終結部のアッチェレランド寸前の高揚感は、スタジオ録音とは思えないほどのド迫力だ。70年代初めの録音としては、なかなかの高音質であり、できれば、将来的にはHQCD化していただきたいと思えるような歴史的な名演と高く評価したい。

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