Samaritan Girl
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 15/April/2012
ちょっと見るのがつらい場面もあり、雰囲気が重くもあり、「名画」とかいうものではないと思いますが、ご覧になる価値のある一種の問題提起としてお薦めはしたいと思います。人物や構成についてはいろいろと言われるところがありますが(たとえば少女の一人は実在しない、とか)、そういうのは「雑音」としてあまり気にしなくていいでしょう。基本、「援助交際(買春)」=「悪」というごく一般的な道徳律をモティーフにしつつ、その行為の「罪」の問題を扱っているということでしょうか。そう、ここでは「売る側」は相手に幸福を与える天使として存在し、「買う側(男)」こそ本当は「罪人」なのだというスタンスが突きつけられます。でもその罪を誰がどのような形で引き受けるのが正しいのか、その迷いを描いているのでしょうかねえ。この映画は、ヨハネ福音書にある有名な「汝らのうちで罪なき者、まずこの女を打て」というあの話を下敷きにしていることは間違いないでしょう(だから買春した男は石やレンガで打たれる)。あの逆説的な意味とは違い、ここでのテーマは我々が有している肉体と精神との両方に関わる真の「罪」とは何だろう、ということかもしれません。なお、タイトルは、もともとは「サマリアン・ガール」でして、聖書に出てくるサマリアの女(異教徒)の少女版ということでしょうかな。「サマリア」と地名だけにしちゃうと意味不明。日本のタイトルもせめて「サマリアの少女」にしとかないといかんな。含意がすっ飛んじゃいますもん。監督の描きだす風景は美しい。女優さんたちの演技は見事なもの。ハン・ヨルムが「ブサかわいい」感じでいいですな(すみません)。総じて、なかなかに、手ごわい映画です。0 people agree with this review
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