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Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

CD (Xrcd24)orch.suite.1, 2: Paillard / Paillard Co

(Xrcd24)orch.suite.1, 2: Paillard / Paillard Co

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  17/July/2011

    バッハの管弦楽組曲は、かつてはクレンペラーやカラヤンなどの大指揮者によって重厚な演奏が成し遂げられていた。また、リヒターなどによる小編成のオーケストラによる重厚な名演もあった。しかしながら、近年ではそうした現代楽器を使用した演奏は全く流行らなくなり、ピリオド楽器の使用や現代楽器を活用した古楽器奏法などが主流となっている。もっとも、そのような軽妙浮薄な演奏が感動的かどうかというのは別問題だ。バッハの時代の演奏様式を再現する行為自体には反対するものではなく、音楽学者などは大歓迎するのであろうが、芸術的な感動を与えてくれる演奏というのはほんのひと握りと言っても過言ではあるまい。現に、本年3月に音楽之友社から発売された名曲名盤300選においても、複数の音楽評論家の投票でトップの座を獲得したのがリヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団盤(1960、1961年)となっているのも、現代においてもなお、かつての現代楽器による重厚な演奏を希求する者が多く存在していることの証左と言えるのではないだろうか。私としても、現代のピリオド楽器や古楽器奏法によるバッハ演奏を今一度見直す時期が来ているのではないかと思われてならないのだ。本盤におさめられたパイヤールの演奏も、現代楽器を使用した小編成のオーケストラによる伝統的な演奏様式によるものであり、このような演奏を聴いていると、あたかも故郷に帰省した時のように安定した気持ちになるのは私だけではあるまい。本演奏で優れているのは、前述のようなリヒターなどの重厚な名演とは異なり、フランス人であるパイヤールならではのフランス風のエスプリ漂う瀟洒な味わいが付加されているということであろう。このことが、本演奏が現代楽器を活用しながらもいささかも重々しくなることがなく、いい意味での剛柔バランスのとれた理想的な名演に仕上がっているのに貢献していると考える。本盤でさらに素晴らしいのは、XRCDによる極上の高音質である。本演奏は1976年のスタジオ録音であるが、今から35年前のものとは思えないような鮮明な音質であり、あらためて、XRCDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、パイヤールによるセンス満点の味わい深い名演を、XRCDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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