The Planets: Bernstein / Nyp
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 18/August/2012
バーンスタインはホルストの組曲「惑星」を一度だけスタジオ録音している。バーンスタインは、晩年に自らのレパートリーの再録音をDGに数多く行ったことから、もう少し長生きしていれば同曲の再録音をウィーン・フィルなどと行った可能性もあるが、晩年の芸風に鑑みれば、再録音が実現することが果たして良かったかどうかは疑問であるとも言える。というのも、バーンスタインの晩年の演奏は、表情づけは濃厚の極みになるとともに、テンポは異常に遅くなったからだ。マーラーの交響曲・歌曲やシューマンの交響曲・協奏曲については、かかる晩年の芸風が曲想に見事に符号し、圧倒的な超名演の数々を成し遂げるのに繋がったと言えるが、その他の大半の楽曲、とりわけ独墺系以外の作曲家の作品については、例えばチャイコフスキーの交響曲第6番、ドヴォルザークの交響曲第9番、シベリウスの交響曲第2番など、箸にも棒にもかからない凡演を繰り返したところである。ところが、バーンスタインがニューヨーク・フィルの芸術監督をつとめていた1970年までは、こうした晩年の大仰な演奏とは別人のような演奏を行っていた。良く言えば、躍動感溢れる爽快な演奏、悪く言えばヤンキー気質丸出しの底の浅い演奏。もっとも、バーンスタインらしさという意味では、この当時の演奏を評価する聴き手も多数存在しているところであり、演奏内容の浅薄さはさておき、私としても当時のバーンスタインの思い切りのいい躍動感溢れる爽快な演奏を高く評価しているところだ。本盤におさめられた組曲「惑星」は、ニューヨーク・フィルの音楽監督を退任した1年後の演奏ではあるが、かかる躍動感溢れる爽快な芸風は健在。「火星」の終結部など、いささか力づくの強引な荒々しささえ感じさせる箇所がないわけではないが、楽曲が組曲「惑星」だけに違和感など微塵も感じさせることがないと言える。また、こうした標題音楽だけに、当時のバーンスタインの演奏の欠点でもあった、演奏の底の浅さなども致命的な欠陥にはならず、英国音楽ならではの詩情にはいささか不足するきらいはあるものの、強靱な迫力と躍動感に満ちた素晴らしい名演と高く評価したいと考える。ニューヨーク・フィルもバーンスタインの統率の下、その技量を十二分に発揮した渾身の名演奏を展開しているのが見事である。音質は、従来盤が1971年のスタジオ録音だけに今一つの平板なものであったが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるマルチチャンネル付きのSACD盤が圧倒的な高音質であった。そもそも、マルチチャンネルとシングルレイヤーの組み合わせは他にも殆ど例がないだけに、SACDの潜在能力を最大限に発揮した究極のSACD盤として、極めて希少なものであるとも言える。カプリングにブリテンの4つの海の間奏曲を収録していたのも、演奏の素晴らしさも相まって大変貴重なものであった。現在では、当該SACD盤は廃盤であるとともに入手難であるが、仮に中古CD店で入手できるのであれば、多少高額であったとしても購入されることを是非ともおすすめしておきたいと考える。4 people agree with this review
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 31/October/2007
録音は思ったよりよい。低音域が安定しており、分離もよく、弦も十分艶やかだ。メータ・LAPO盤、オーマンディ盤などに伍して十分存在を主張しうると思う。終曲など、雄弁・幽玄で見事だ。一気呵成に運ぶ火星も迫力満点。2 people agree with this review
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trigger | 東京都 | 不明 | 02/February/2006
安っぽいポップスにされてしまった「木星」だが、その中間部で泣きたいなら間違いなくこの演奏だ。しかし、最も素晴らしいのは最終曲の『海王星』。合唱とNYPの音が木霊し、ただ呆然とするのみ。0 people agree with this review
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guinness | yokohama | 不明 | 10/December/2005
HMVレビューの誤記で「エニグマ変奏曲」が入っていない!これには「ガッカリ」、しかし、他の方々のコメント通り素晴らしい「惑星」の一枚だと思う。ブーレーズが一気に立て直したのか?NYPも巧い!0 people agree with this review
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Gilles | 東京都 | 不明 | 28/November/2004
このテの音楽にしてはちょいと録音が古いとはいえ、演奏は素晴らしい。冒頭から最後までワクワクし通し。効果的にオケを鳴らし聴衆を魅了するという能力において、この指揮者がいかに天才的であったかを実感できる。0 people agree with this review
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