Ma vlast : Semyon Bychkov / Czech Philharmonic
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林檎太郎 | 長野県 | 不明 | 08/July/2025
次のシェフにフルシャが指名されたが、ビシュコフはチェコ指揮者空白期を埋める指揮者として、その役目を十二分に発揮し、成果は完成途上のマーラーやこの録音などに刻印された。この曲の場合、チェコ指揮者には共通した演奏の伝統のようなものがあって、恐らくそれは、フルシャによってまた踏襲されていくのだろう。この曲には、ウィンナワルツなどと同様に、他国指揮者の解釈を排除する狭量なお国なまりのようなものが存在する。ビシュコフは、オケの持つ、この曲の伝統に真っ向から対峙するわけでもなく、一部でそれを生かしつつ、自分の音楽も刻印することに成功している。録音も含めて、大変美しい演奏だ。ただ、クラシック音楽にローカリズムを求めることは、今後ますます希薄になっていくだろうが、この曲の場合、普遍性というよりもローカリズムこそが本質であると、どうしても思えてならない。0 people agree with this review
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WSTFLD | 福岡県 | 不明 | 23/April/2024
チェコフィルのわが祖国が素晴らしくなかろうはずがありません。ビシュコフの指揮は、文学性を薄めにして、音楽的なイベントが正しく伝わる事を目指していると感じました。第6曲ブラニークに向かって集中が切れません。個々の曲ももちろん素晴らしい演奏ですが、全6曲としての構成が見事だと思います。スメタナの作曲家としての凄さを改めて教えてくれる名演奏です。1 people agree with this review
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 17/March/2024
スメタナ生誕200年を記念しての発売。日本でも「わが祖国」を特別な曲と考えておられる方も多いであろう。私もそのひとり。それぞれお気に入りの演奏がおありだろうからめったなことを言うべきではないと思うのだが、それでもビシュコフ/チェコ・フィルの演奏は同曲最高のもののひとつに数えられると思う。個人的にはダントツのトップ。「ヴィシェフラド」で既に泣いてしまった。どちらかといえば前奏曲的位置のこの曲からこれだけ壮大で愛情いっぱいの演奏を聴いたことがないのだ。次の「モルダウ」でも冒頭フルートの絡みの美しさ!ビシュコフは外連味を排して遅めのテンポで音楽を進めるが、ティンパニの凄いクレッシェンド、内声の充実など優れた点を挙げたらきりがないほどだ。ここぞという場面での迫力も凄い。そしてチェコ・フィルのなんという素晴らしさ。この演奏が聴けて本当に幸せだ。このコンビはドヴォルザークもやってほしいし、ブラームスもブルックナーも聴きたい。ペンタトンの録音は今回も大優秀。4 people agree with this review
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