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CD [USED:Cond.S] Vasa Prihoda : Milestones of a Legend (10CD)

[USED:Cond.S] Vasa Prihoda : Milestones of a Legend (10CD)

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  04/February/2022

    チェコ出身のヴァイオリニスト、ヴァーシャ・プシホダが残した音源を集めたBOX。 プシホダはトスカニーニに見出されて戦前は人気者の1人となったが、戦後は色々あり全盛期の勢いを失い後進の指導などを中心に活動していた人物である。 来日する事はなく知名度は低かったがSP期からLP時代にいくつもの録音を残しており、このBOXはそれらを集めた物です。 協奏曲から小品までを収めており、それぞれ簡単な感想を書きますと→ CD1→チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と憂鬱なセレナードを収録。 リチャード・オースティン指揮、北西ドイツ放送交響楽団の演奏。 プシホダ唯一のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲との事だが、妖艶甘美な歌い回しはまさにプシホダらしい。 オースティンはイギリスの指揮者で録音は珍しいが、オケの潜在力を引き出しており、実力派の様だ。 CD2→ドヴォルザークの作品集です。 プシホダはチェコ出身という事もありドヴォルザークは大事なレパートリーの一つだったようで、ここでも完成度の高い演奏を聴かせます。 特に4つのロマンティックな小品はピアノと息の合った名演です。 CD3→ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲。 1〜3がハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、北西ドイツ放送交響楽団のライヴ、4〜6がヤロスラフ・クラムホルツ指揮、プラハ放送交響楽団のライヴ。 プシホダのレパートリーではドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲は重要レパートリーだったらしくいくつか録音が残ってます。 個人的にはプラハ放送交響楽団との演奏が良いと思います。 CD4→モーツァルトの作品集。 ヴァイオリン協奏曲はハンス・ミュラー=クライ指揮、南ドイツ放送交響楽団の第3番、エンニオ・ジェレッリ指揮、トリノRAI放送交響楽団による演奏の第4番が収録されている。 この中では音色の美しさが鮮明に録音された3番が良いと思うのですが、イタリアでの4番も悪くありません。 シャルル・セルネというピアニストとの演奏は、アコースティック末期とはいえあまり良くありません。 あくまでボーナスです。 CD5→バッハの作品集です。 ヴァイオリン協奏曲は前巻のモーツァルトと同じ、ジェレッリ&トリノRAI放送交響楽団をバックにノヴォロも加わったもの。 他はソロ曲。 いずれもプシホダの美しい音が聴きどころ。 CD6→イタリア・バロック期の作曲家の作品を集めたもの。 これもイタリアで録音されており、RAIトリノ放送交響楽団の演奏に、エンニオ・ジェレッリとアルマンド・グラメーニャの指揮で収録。 これも妖艶甘美な歌い回しが聴きどころ。 CD7→パガニーニとサラサーテの作品集。 ヴェルナー・シュミット=ベルケ指揮、ミュンヘン放送管弦楽団による演奏が一曲ある以外はいずれもピアノ伴奏である。 この中ではサラサーテのスペイン舞曲が良いと思うが、他の曲も味があっていい。 CD8→全曲、ピアノとヴァイオリンによる演奏である。 本CDではモーツァルトが素晴らしい。 プシホダのヴァイオリンも美しいが、グラーフのピアノがそれを上手く引き立てている。 シュトラウスはプシホダの編曲で今でも演奏される楽譜だが、自作自演は珍しい。 CD9→ヴァイオリンとピアノの小品集。 SP時代の録音から戦後の録音まで様々な年代の音源を集めている。 収録曲の中にはプシホダの作品もあったりして面白い。 元々カフェで演奏していたというだけあってこの手の作品はなかなかのもの。 CD10→ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第4番は、フランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団による演奏。 指揮のマルスツァレクはオペレッタの録音を多数残している事で有名だが、こういう協奏曲系の録音は珍しいはず。 オケを巧みに操って時にプシホダよりもよく歌った演奏となっている。 ヴィエニャフスキはいずれもアコースティック時代のもの。 ヴァイオリン協奏曲第2番は、ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団の演奏で、時期的に世界初録音かまたはそれに近いのではないだろうか。 全盛期のプシホダのオケとの共演が聴ける貴重な音源。 録音は戦後の録音、特に時代が新しいもの程聴きやすいものが多い。 戦前のアコースティック時代のものは年代を考えれば良い方といったところ。 知られざる名ヴァイオリニスト、プシホダを知る事ができる、素晴らしいボックスでしょう。 CDはクラムシェル仕様で、厚紙に入っています。

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