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Chopin (1810-1849)

CD Cello Sonata, Etc: Gendron(Vc)遠山慶子(P)

Cello Sonata, Etc: Gendron(Vc)遠山慶子(P)

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    les_chaumes  |  京都府  |  不明  |  21/March/2013

     ストラディヴァリウスの美音がくっきりとらえられた81年6月の録音。晩年のジャンドロンが日本で行った録音の多くは現在流布していないが、これは貴重なその一枚。一連の日本録音では、やや古びたヨーロッパ録音とは違う、現代の耳にもさほど違和感のない音色を聴くことができる。このCDではややオンマイク気味の収録がされている。  序奏と華麗なポロネーズは、ジャンドロンの美質がよく出た好演。この曲はジャンドロンのアレンジ版がもっとも華麗で輝かしく、しかし難技巧を要する。他の版は比較的に易しいが、ジャンドロン版を聴いた後ではやや退屈に感じられる。これを難なく弾きこなしたジャンドロンの技術水準の高さをうかがわせる。  音楽雑誌などには、ジャンドロンには技術的な問題があった、などと書く人がいるがとんでもない。14歳でニース音楽院を首席で卒業、その後パリの国立高等音楽院も首席で卒業した俊才だった。自分で楽器を弾く人で、ある程度年配の方なら、ジャンドロンの天才ぶりはよくご存じだろう。ただ、芸術家肌で、特に中晩年は麻薬中毒に苦しみ、演奏にムラはあったようだ。また、なぜか現在流通している録音には、表面的にきれいだが何の感慨ももたらさない類の、ハズレ録音が多いように思う。  絶頂期のジャンドロンの演奏、例えばマラン・マレの「ラ・フォリア」の録音などは、神がかった美音、高貴さ、高邁さ、めくるめくテクニック、命に訴えかけられるような荘厳な力強さがあった。しかしCD未発売なのが不思議でならない。  このCDでは、やや(あくまで「やや」、微妙な範囲で)音程に不安定な個所は散見されるものの、上記ポロネーズも、チェロ・ソナタも、他の演奏家たちの録音の中に並べても上位に位置するだろうと思う。最上の録音ではないが、ジャンドロンの音色と品格ある演奏スタイルを、現代的な録音で聞くことができる点で、お薦めできる。

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