Tron
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u.f.o.313 | 不明 | 不明 | 02/July/2021
人間が異空間に入り込むという設定のSF映画は今となっては、よくあるパターンでもある。「MATRIX」シリーズではコンピュータが作った仮装現実の世界がその異空間であり、「ザ・セル」では人間の内面世界がそれにあたる。ただ、この「トロン」という作品が公開されたのは1982年のことで、主人公が入り込む世界は「スペース・インベーダー」などのレベルと同じアーケードゲーム内のゲーム空間だった。当時としては、その発想も新しければ、これが世界で初めてオールCGで作られたという点においても斬新だった。真っ暗なゲーム空間にネオンライトのように発光するワイヤーフレームだけが存在する世界。今見ても、このレトロなサイバー感が本当にかっこいい。また、ゲームに負けてしまえば、それは単なる「GAME OVER」ではなく死を意味するという理不尽さが恐怖心さえかきたて、エンターティンメントとしてのスリル感も満点だ。自分のなかでは、下手なサイバーものの映画よりも遙かにクールな作品として永遠に心に残ると思う。0 people agree with this review
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kacchonn | 東京都 | 不明 | 11/February/2006
公開当時、コンピュータというものが少しずつ身近になり始めた頃で、LOGINとかコンピュータ雑誌の創刊号に特集が組まれていたのを覚えています。CGを大々的に使った映画ということで知られていますが、音楽のウェンディカーロスも電子音楽の第一人者で主題歌はジャーニーと、拘りながらもマニアックに偏りすぎない工夫が感じられます。最近改めて観て思ったのは、案外コンピュータ類もそれほど古く感じないということと、CGと実写の組み合わせが絶妙で違和感がないことと、造詣が今見ても斬新であるということ。この映画は今やSFカルト映0 people agree with this review
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