[USED:Cond.B] Sym, 5, : Boulez / Vpo
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としちゃん | 宮城県 | 不明 | 03/June/2016
史上最高のマーラー第5番録音だと思った。指揮者の激情に汚されない、まことに美しい音と音の綾が聞かれる。各楽器がまた、非常に上手い!トランペットといい、トロンボーンといい。ホルンなど言うまでもない。突き抜けたバーンスタイン盤も凄かったが。聴き物は第4楽章。なんという美演であろうか。ブーレーズとウィーンフィルが遺したマーラーは全て大事に聴いている。3 people agree with this review
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チョピン | 大阪府 | 不明 | 29/May/2016
ブーレーズのマラ5は,汚いお化けが豊麗な美女に生まれ変わったようなCDです。 解りやすくマーラーの凄みも美しく聴けます。2 people agree with this review
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うーつん | 東京都 | 不明 | 05/February/2016
一番よく聴くのは激情型のバーンスタイン&VPO、次に聴くのは劇場型ラトル&BPO。ブーレーズの当盤はその次に甘んじてはいるが気分で聴き分けている。私にはこの演奏もあり。たしかに「想い」「情」というところからは離れたところにあるが、そこからこそ見えるものもある。スコアの透かし彫りのような…と言ってはみたいがおたまじゃくしに疎い私だから偉そうには言えない。でもマーラーが書き込んだ複雑な音のあれこれがクリアに耳へ飛び込んできたときの驚きと悦びを味わいたいときはこのCDはおすすめです。これはブーレーズのマーラー・チクルス全体にいえますね。1 people agree with this review
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klemperer fan | 北海道 | 不明 | 03/October/2011
悪くない演奏なんですが、マーラーを聴き終えたという充実感?(疲労感)がありませんね。 ウィーンフィルの上手さだけが印象に残り、Boulezの個性が生かされていない感じがします。 バーンスタインやテンシュテットに胸やけを覚えるリスナーには良いかもしれません。 私もこの盛り上がらないマーラーには★★★です。2 people agree with this review
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とくちん | 熊本県 | 不明 | 21/September/2010
ブーレーズの演奏嫌いじゃないんですが…ここでは評価厳しいですね…。1 people agree with this review
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アッキ | 茨城県 | 不明 | 12/June/2009
ちょうどこのレコーディングの数ヶ月前にマゼール レヴァインがこの曲を公演でとりあげていたのでウィーンフィルとしてはやりなれたところの録音。やはりカラヤン ノイマン が好きなのには変わりないが、これはこれで、悪くない演奏だと思う。ブーレーズでは9番には感心できなかったが・・1 people agree with this review
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コーキロマンハ | 神戸市 | 不明 | 24/March/2008
ブーレーズの解釈は悪くは無いと思いますが、ブーレーズが振ると響きがどのオケもラベルかドビュッシーの要素に感染してソフトフォーカスされてしまう感じがします。0 people agree with this review
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通行人 | 東京都 | 不明 | 25/January/2008
それは意見だから、それはそれでいいんじゃない?いちいち多謝する必要ないと思う。一応筋通っているし。YOUさんの意見はYOUさんの意見です。大事なのは、そのWEBネームを使っている人が、どのような意見を書いているかでしょ?それで買う人判断してるんだからそれでいいと思う。ブーレーズをわかる人ならそのくらいわかってるって。私は好きよ。この演奏。1 people agree with this review
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schu | 不明 | 06/January/2008
どの音を前に出したいのかがよく整理されている。そのため、重々しさがなくあっさりした印象を受ける。熱くなるのが好きな人には向かないかもしれない。淡々としたところが批判される面でもあり,聴く人の解釈で,それが自然に美しく、好きになる面でもある。0 people agree with this review
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犬くんくん | 縦浜 | 不明 | 03/January/2008
普通は有機的=生き物のように演奏される曲だけど、ブーさんは無機質。シェーンベルグかい。第1楽章の最初のトリオ、指揮者が10人いれば10人加速するところをブーさんはしっかりと定速走行。「盛り上がるぞー!」と期待すれば、ものの見事に肩透かし、コースアウトし、スローモーションで部品が解体するF1のように、曲が部品レベルに空中分解(笑)。音の塊が咆哮するクライマックスで、見事なアンチクライマックス。楽しい。最高度に鳴る曲で最高の強靭さを最高の録音で聴きたければMTTがお薦め。MTTから聴こう。1 people agree with this review
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ポランスキーのP | 転居中 | 不明 | 06/May/2007
この曲は相当に難しいらしい(有能な指揮者ほど慎重だ)。皮肉をこめてポリフォニーで書いてやろうと思ったが(笑)、リズム処理が抜群に面白く、そちらを書かなければ不誠実だ。楽譜通りのカラヤン、意味を切り落としたショルティ、リズム遊戯に徹したMTT。現代的アプローチに名演多し。ブーレーズの手法は整理・パターン化、それを正確なリズムに乗っける。昔から変わってない。確かにこれでは骸骨だと私も思うが、遠くに見える花火のような儚い煌めきに嵌ってしまう。2 people agree with this review
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たけかわ | 豊中 | 不明 | 05/April/2007
第4楽章など予想通りの美しい演奏で、カラヤンより磨きぬかれている。カラヤンににている。ときどきシェーンベルクのように響き渡る。また、その時代の音楽に位置づけて演奏しているので、とても保守的に聞こえる。ちょっと博物館で標本でも見てるような感じ。0 people agree with this review
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KS | 兵庫 | 不明 | 01/March/2007
楽譜に忠実に指揮しようとするブーレーズと、表現性に自らのアイデンティティーを見出そうとするVPOは一見相反する立場のようだが、実は補完する関係にあることを確認したのはザルツブルク音楽祭でブーレーズ指揮VPO演奏のマーラーの実演を聴いた時だった。この第5番でもそのことが妥当すると思う。1 people agree with this review
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奇矯収集家 | 東京湾 | 不明 | 02/January/2007
交響曲の形式を破綻させる邪悪な試みのための実験作。そもそも構造だけの骸骨のような曲なので、苦悩とか呻きをほじくり出そうとする演奏は例外なく失敗する。ロマン派的な解釈を陥れるマーラーの用意周到な罠。表層の個性的表現に走り自滅した20世紀の反省から、表層を捨てたブーレーズは、余裕を持って吹いてるオケに、曲の語法のみ、機械的に正確なリズムで刻ませる。この曲は本来知性だけで乗り切る虚無的な罠だ。感覚で聞く人からはクレーム間違いなし。曲本来の邪悪な空虚さが良い。2 people agree with this review
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Rick | Jp | 不明 | 28/December/2006
全体を通して立体感を感じられて好印象。 それにしても「熱意」や「心のこもった」演奏とはいったい何を指しているのでしょう? 未だに遅く重たく演奏すれば良いと思われがちですがマーラー時代の楽器特性や演奏習慣を考えるとどうなんでしょう…?0 people agree with this review
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