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Stravinsky (1882-1971)

SACD Le Sacre Du Printemps, Firebird: Simonov / Rpo

Le Sacre Du Printemps, Firebird: Simonov / Rpo

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Showing 1 - 15 of 15 items

  • ★★★★☆ 

    しるばーさたん  |  大阪府  |  不明  |  11/July/2012

    もう『爆演』という言葉使うのやめてほしいと思うのは私だけでしょうか? この言葉、完全に独り歩きしているように思いますし、意味不明な状態に思います。 ちょっと変わったことをすれば『爆演』って、、、 楽譜通りやっていても聞いている方が知らなければそれを『爆演』と呼んでいることもしばしば見受けます。 ま、別に自分が聴くときには「爆演」という単語は関係ないのですが、世の中猫も杓子も爆演爆演となっているように思えます。 演奏行為の本質からは最も遠いところにある言葉に思います。 で、前置きが長くなりましたがこのシモノフのストラヴィンスキー、普通に良い演奏です。 特に「春の祭典」どこが爆演でしょう? 極めて真面目、かつしっかり、正確な演奏で、いかにも劇場で長く振っていた人だから出来る語りの上手さと丁寧な描き分けだと思います。 バレエの舞台が目に浮かぶような、同時にスコアもくっきり見えるような見事な演奏ですね。 一般に多い、いわゆるコンサート専門の指揮者の振るショウピースとしての「ハルサイ」とはずいぶん趣が異なりますが(これはこれで好きなんですが)、 それは実際に踊ることのできるテンポだからこそ可能なアーティキュレーションだったりバランスだったりするだけです。 もしそれを爆演と呼ぶなら笑止千万ですね。 細部にまで指示と気の行き届いたそれは普通に良い演奏です。 この演奏でニジンスキー振付の舞台があれば極めつけでしょうね。 シモノフのアプローチはバレエ音楽「春の祭典」であっていわゆる「ハルサイ」ではないと思うのですが。 では「ハルサイ」としてどうか? あくまでも舞台を彷彿させて良い録音で丁寧な演奏としては良くても、「ハルサイ」としては他にもっと強烈で凄い演奏が数多くある以上、☆5つは無いですね。 4つです。 「火の鳥」は珍しい45年版ですが、アプローチは「春の祭典」と同じで、あくまでも《バレエ音楽》であり、踊ることが主眼にある演奏です。 「春の祭典」よりも音楽が明快な分、各場面の描き分けもわかりやすく、聴いていても楽しいことこの上ないです。 これは特に「カスチェイ」のテンポに如実に表れています。 少し遅めのテンポゆえ、細部までクッキリハッキリは中々痛快です。 逆に凡百の指揮者ならこんなテンポでやれば「単に遅くダレた演奏」にしかならないでしょう。 そうならないのがシモノフの劇場指揮者としての職人芸ですし、普段聞き慣れているような巷の演奏では絶対に踊れないだろうなぁ、と改めて思った次第(笑) カスチェイからフィナーレは劇場指揮者シモノフの面目躍如たる素晴らしい演奏です。 45年版を使用したバレエ音楽「火の鳥」なら文句なしに☆5つですね。 聞き終わった後の満腹感が違います。

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  • ★★★★★ 

    盤鬼hmv12  |  福岡県  |  不明  |  26/April/2012

    この指揮者はストーリー性のある曲を振らせたら本当に上手いなぁ!ロメ&ジュリとか1812年もそう、胡桃割り人形も然り。「春祭」はバーバリスティックにグイグイ突進む【熱演型】も有れば、曲構造を透徹するかの如く提示して見せる【分析型】も有る。この演奏、表層的には大変熱気を帯びたダイナミックな熱演型に思えるが、彼の意図しているものは実は後者の分析型ではないかと小生は感じ取った次第である。というのも、どんなに盛り上がった時点においても冷静で的確な制御下に置かれているのが手に取るように判るからである。仔細な音まで悉く聴かせてしまう録音ならではの錯覚かもしれないが、それにしても、この味加減のバランス感覚は見事なものである。「火の鳥」も同一路線を継承していると思えるが、聴き慣れない’45年版ということもありもう暫く聴き込んでの判断が妥当かもしれない。総じて久々にワクワクしたCDであった。

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  • ★★★☆☆ 

    食券乱用  |  神奈川県  |  不明  |  02/October/2011

    良い点は録音と火の鳥の後半です。小生はこのハルサイを爆演とは思いません。 ハルサイとの出会いは、今年で録音から30年になるフェドセーエフ・モスクワ放送響盤です。この演奏が小生にとってのハルサイの頂点となる真の爆演です。デトロイトのヘヴィメタバンド(KISS)がモスクワに乗り込んでやりたい放題、そんな感じの演奏です。品が無いと言えば確かにそうですが。 小生の好みは、世評や評論家による評価との乖離が少ないのですが、ハルサイだけはその乖離がはなはだしく、今まで何度もガッカリさせられてきました。シモノフ盤はガッカリとは言わないまでも、正直申しまして期待外れです。 良かったのは火の鳥の後半です。これは凄みのある演奏に録音の良さが花を添えているお得盤です。でも・・・、火の鳥の前半は抑え過ぎですよ。

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  • ★★★★☆ 

    ひろととろ  |  神奈川県  |  不明  |  22/August/2010

    誰が言ったか、この「ハルサイ」を「爆演」と呼ぶのは私にはまったく理解できない。例えば、PとmPの差まで正確にバランスを取る、ほとんど無視されている小さなクレッシェンドや、ディミヌエンドまで再現する、まるで気が付かないほどデリケートに楽器を受け継がせる、等々神経質なほどに整えられた演奏である。1945年版と明記された「火の鳥」が目当てで購入したのだが、どちらもこの値段からは考えられない素晴らしさである。ただ、恐らく録音のマジックもあり、実演ではこうは聴こえないだろうし、そこに違和感を感じる瞬間もあった。余談だが、ブーレーズは、実演でも「録音のように」クリアに聴こえていたことを思い出す。

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京都  |  不明  |  19/November/2009

    火の鳥は場面が浮かんでくる、怪演奏、春の祭典は他にも優れたものが多いが、1945年版は少ないので、是非お買い求めのほどを。

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  • ★★★★☆ 

    masato  |  新潟  |  不明  |  21/April/2009

    素晴らしい演奏、素晴らしい録音ではありますが、精緻さではブーレーズやドラティに、歌わせ方ではゲルギエフに、録音では大植に、それぞれ一歩譲るという感じでしょうか…。それにしても、この曲の聴き比べは面白い…。ただ、大植盤を超えるものは、しばらく出てきそうにないなぁ…。

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  • ★★★☆☆ 

    クラシックなおじさん  |  埼玉  |  不明  |  14/March/2009

    2ch再生での比較ですが確かに良い録音だと思います。でもどんなに素晴らしい演奏をしても録音が良くなければ興ざめです。私が持っている21枚の「春祭」の中での1位は大野英次 ミネソタ響です。値段は安くありませんが再生装置に自信ある方へ超お薦めです。大太鼓の迫力は段違いです。ボリュームを最低9時以上、アンプの低音をMAXにして聴くと腹の底にズッシと来ます。

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  • ★★★★★ 

    音キチ  |  岡山  |  不明  |  19/January/2009

    「ハルサイ」はオーディオマニアの定番だが、これはずば抜けて音が良い。打楽器は大口径のウーファーであれば、凄い音が聴ける。「ハルサイ」の音はこうでなくては、最高!!

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  • ★★★☆☆ 

    ドクターハーブ  |  宮沢  |  不明  |  12/December/2008

    安いし、爆演大好きな人にはお薦め。しかし私のような力技系演奏に疲労感を覚える人にはどうだろう?イギリスのオケは走り気味傾向。アメリカのオケを使ったショルティ・シカゴ、サロネン・ロス、MTT・サンフランシスコ、ブーレーズ・クリのソニー盤などと比べると精密さがもの足らない。でも最近のフニャフニャオケ指揮者とはレベルが違う。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  10/December/2008

     大満足。演奏,価格,音質とも文句なし。ちなみに,「ハルサイ」の第1部終結近く,グラン・カッサの3連音符による強烈なクレッシェンドが,1音1音全て明瞭に聞き取れるのは鳥肌もの。これを聴いてしまうと,他の演奏が物足りなくて困ります。

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  • ★★★★★ 

    京都のタケさん  |  前期参照  |  不明  |  26/February/2008

    追記:このシモノフと言う人、ムラヴィンスキーのアシスタントからモスクワ音楽院の指揮科教授、そして今はモスクワpo.の音楽監督(2008、2月現在)なんですね。こりゃぁ、他のディスクも要チェックですな^^

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  • ★★★★☆ 

    京都のタケさん  |  日本  |  不明  |  26/December/2007

    DSDマスタリング(DSDレコーディングではない・・・と思う ^^;)ならではの迫力と、よーく聴くと、緻密な響きに驚かされる^^ 火の鳥も同じく、大編成版で、春の祭典と同じコンセプトなのでこちらも聴かせます^^ 間違いなくお買い得ですな^^)y−〜

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  • ★★★★★ 

    ウルトラジイサン  |  北杜市  |  不明  |  15/December/2007

    この曲は音が悪いとちっとも面白くないのですが、その点大満足、すごいダイナミックレンジ、すこしもうるささを感じないSACDの良さを充分に発揮しています。

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  • ★★★★☆ 

    gaku  |  愛知県  |  不明  |  28/November/2007

    ゲルギエフの実演を聴いてきました。爆裂に息が止まりそうなほど圧倒され熱くなりました!しかしその裏でアンサンブルという面では、かなりキツイものを感じていました。  この演奏をレビューを見て購入したのですが、なるほど満足です。考えることのできる春祭でした!!

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  • ★★★★★ 

    ヤマト  |  新潟市  |  不明  |  14/April/2007

    現在のハルサイの決定打。 爆演ではありますが、決してバランスは失っておらず、優秀録音と相俟ってそのスリリングな演奏は、爽快感を覚える程です。 細部の響きも実に見事。 シモノフさん、いい仕事してます。

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