Carmen-fantasie: Mutter(Vn)Levine / Vpo
Customer Reviews
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田舎爺 | 岡山県 | 不明 | 28/December/2014
DG録音の独特なカラーはあるものの、こういう派手な小品の演奏には文句ないアプローチだと思います。レヴァインの一般受けを計算したショウマンシップは成功していると個人的には感じますね。ジプシー調のムターの音色は魅力いっぱいです。なんだかウィーンフィルも気分が乗っているように感じられます。0 people agree with this review
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meji | 神奈川県 | 不明 | 23/September/2010
もともとのCDも4D仕様であったため、本SACDは全く期待しないで購入したが、良い意味で裏切られた!90年代始めのDGの21bit録音にここまでの情報量が収録されていたとは驚きだ!ツィゴイネルワイゼンの冒頭、楽音が出る前にムジークフェラインの暗騒音が聴こえてきたのにまずビックリ!ツィガーヌも冒頭のムターのソロをオケの団員が息を潜めて聴き入っている様が手にとるようにわかる。ムターの技巧のディテールがしっかりと聴き取れるし、ウィーンフィルのむせぶような濃い音色等も従来のCDではけっして聴かれなかったものだ。これはマストバイディスクだ!3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 20/February/2010
今や世界のトップヴァイオリニストの一人となったムターの天才的な至芸を味わうことができる名演だと思う。ムターは、カラヤンの引き立てによって、一躍スターダムにのし上がったという経緯があるが、カラヤン存命中は、カラヤンの庇護の下にある名ヴァイオリニストといった地位に甘んじていたように思う。そんなムターが、本盤を録音したのはカラヤンの没後3年経った92年。漸く、ムターがその個性と才能を発揮し始めた時期の録音である。冒頭のチゴイネルワイゼンからして、ムターの個性全開だ。この曲特有の民族臭を全面に打ち出し、決して上品ぶったりはせず、恥じらいもなくこれ以上は望めないような土俗的な音色を出している。このような演奏をすると、単なる場末のサーカスのような下品さに陥ってしまう危険性もあるが、ムターは決して高踏的な芸術性を失うことはない。ここにムターの偉大な才能があると言えるだろう。他の諸曲もいずれも名演揃いであるが、特に素晴らしいのはカルメン幻想曲。サラサーテの編曲によるこの超絶的な技巧を要する作品を、ムターは完ぺきに弾きこなすだけでなく、例によってその個性的な演奏によって、この曲の持つ民族色をことさらに強調する。その芸術性の高さは、他のどの演奏にも勝るものであり、同曲随一の名演と言えるだろう。SACDマルチチャンネルによる高音質録音によって、ムターのヴァイオリンの弓使いの一つ一つが鮮明に再現されているのも、本盤の価値を大いに高めるのに貢献している。3 people agree with this review
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Liu | 台湾 | 不明 | 24/May/2006
演奏も録音も良くて非常に良く出来ていたCDの一枚だと思います。台湾の各CD評判雑誌もいい評判を得ていたんです。お買い得の一枚。特にムターのファンは絶対必要です。1 people agree with this review
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