Le Sacre Du Printemps, Petrouchka: Boulez / Cleveland O
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 13/January/2010
ブーレーズにおけるストラヴィンスキーのウエイトはHMVカタログからも分る様にかなり高いものであります。現にこの二曲「ペトルーシュカ」(1911年モントゥー初演)は1971年NYPと、「春の祭典」(1913年モントゥー初演)は1964年にFRSOと、1969年本盤のオーケストラCLOとの録音が既にあり本盤1991年録音は再録又は再々録というわけです。音楽学者、作曲家、批評家と様々な事音楽面では顔を持つブーレーズはある意味完全な音楽家でありそれだけ他の作曲家作品を演奏するのには「屁理屈」的にせよそのスコアをその自らの眼で冷静とまで言われる程分析し・・・そう丁度レントゲン写真で人間肉体を解剖分析する如く・・・組み直して再現する作業を行なうのが彼にとっての演奏なのでしょう。こんな事だから時として「”み”も”ふた”も無い」うすら寒さを覚える結果にとられがちだったのかとも思います。こういったアプローチは現代音楽へのそれには適しているのですが果たしてストラヴィンスキーには・・・といった処でした。演奏タイム的に「ペトルーシュカ」は(括弧内はNYPを振ったもの)第1部9’57(10’13)、第2部4’30(3’58)、第3部7’02(6’45)、第4部13’29(13’10)であり「春の祭典」は(括弧内はCLOを振った旧盤)第1部15’55(16’36)、第2部17’27(17’49)であり曲により微妙な変化はありますがそれも数字上だけで何とも言えません。ただ本盤録音が良く音の細部まで・・・そう解剖部品を棚卸しする様に・・・シャープな切れが明晰でありながら全体として分り易い表現に到っているのは注目に値します、「春の祭典」での高揚感へ運んでいくストーリー作りは手馴れたものとは言え聴き応えがあります。多分に何回か録音するにつれての学習効果もあるでしょうしアメリカでの最初のオーケストラであるセルに徹底的に叩き込まれてのアンサンブル最高のCLOとの協調が上手く行った証しなのでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)0 people agree with this review
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MusicArena | 神奈川県横浜市 | 不明 | 30/October/2008
今回のDGが三回目の録音ということになる。この二回目の録音のオケは今回と同じクリーヴランド管。現在はソニーから復刻リマスターが格安で出ている。うーん、今の方が落ち着いていると見るべきか更に透徹された解釈となっていると評価するべきか、とにかく「燻し銀」度はこのDGの方が遥かに上だ。ソニー盤の方が色彩感は豊かで明るいが、このDG盤はどうしようもない絶望の淵に立たされた暗黒というかくすんだ色合いが上手く表現されている。1 people agree with this review
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