Piano Concerto.4: Ts'ong(P)Swoboda / Sinfonia Varsovia +haydn
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小鳥遊 司 | 東京都 | 不明 | 07/March/2008
フー・ツォンのピアノは実に素晴らしい。一音一音に込める想いが余りに強くて、音楽が中々前に進まない、そんな印象を受けたが、その今にも止まりそうな時間の内に恣意的なものは見当たらず、静かな諦念に貫かれている。山水画を観るようだ、と言ったら余りに安易であるけれども、何か非西洋的な時間の経過を意識せずにはいられなかった。但し、ベートーヴェンのコンチェルトは、オーケストラ部に不満が残り、古今の名録音に比べると、感銘度はやや落ちる。0 people agree with this review
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KURO | 福岡 | 不明 | 10/February/2006
なかなか入手困難だったフー・ツォンの演奏が聴きやすい状況となったのは嬉しいことです。 彼の演奏は個性的というよりもイマジネーションが高いというか、とにかく万人受けするものでないことは確かです。しかし、その音色の一つ一つに何かしら心惹かれるものがあるのも事実です。スローなテンポのベートーヴェンが話題になっていますが、併録のハイドンもチャーミングで素敵な演奏です。3 people agree with this review
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