Manon Lescaut: Friedrich Sinopoli / Royal Opera Te Kanawa Domingo Allen
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西荻椿山 | 東京都 | 不明 | 19/February/2013
旧世代の本曲の舞台映像は本盤と80年レヴァイン/メトロポリタン歌劇場盤です。後者はパッケージを見ただけで中身を拝見したことはないのですが、映像としてはこちらのほうがいいのではと思います。それはタイトルロール(10代の乙女)を演じる歌手の容姿によります。鬼も18、番茶も出花という句がありますが、じゃがいもちゃんも加齢してはちと見るにはつらいものがあります(しかし、歌唱は一日の長があるかもしれません)。Tはどちらもドミンゴで本盤の方が後ですが、男性は老けるのがゆっくりだし、題名からして従でしょう。指揮はシノーポリで出てきたときからうけてます。このもじゃもじゃで銀縁眼鏡をちょこんとかけた風貌、見るからに何かおもろいことやってくれそうです。オペラには悠揚迫らない方よりこういう方のほうが似合います。そしてイラチな棒振りが刺激的でプッチーニにぴったりな感じです。さて、第1幕は若者の好色爺に対する恋の勝利です。学生エドモンドをやってる方がいい。名前も知らないのだが同じコヴェントガーデンのホフマン物語にも出ていました。座付のTなんているのでしょうか。オペラには伝令とか案内とかチョイ役のTがでてくることがあります。こういう主役をはれないTてどのような心境なのでしょう。それを気振りもみせないで気持ちよく青春の雰囲気を盛り上げてくれています。青春とは我らの名前、踊り、乾杯、バカ騒ぎなのだ。主役のT、愛、そりゃ悲劇かい喜劇かいで奥手です。声がよく出ていて若々しさをだすのに成功しています。それが、SのManon Lescaut mi ciamoの一言だけで恋におちいります。Sのほうも憎からず思う。つまり二人は一目惚れなのだが、ティーンエージャーではない歌手二人が眼の輝きでそれをうまく表現しています。好きなものを見るときは目が煌めくものなのだ。誰だってふりかえって一番人を純粋に好きだったと考えるのは初恋ではないでしょうか。その気持ちを沸き立つような青春の息吹とともに思い出させてくれるのがこのオペラの取り柄です。二人はエドモンドの機転で、好色爺の裏をかき手に手をとってパリへ逃げていきましたとさ、めでたし、めでたし。金髪や黒髪の娘さんよのメロディーが楽しく耳に残ります、おしまい。え、第2幕、第3幕・・・は?この爺さん、先は観ないんですね。相思相愛、経済や親族などもこの上なく恵まれた状態でも、結ばれた二人が残念な結末をむかえることがあります。ましてやこれは貧乏な二人でイタリアオペラですから。実人生でさんざん見聞した後では恋に夢中のほんわかした気分で幕引きしたいのです。2 people agree with this review
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烏 | 広島県 | 不明 | 19/September/2009
みなさんいずれも絶賛していらっしゃるので書きにくいのですが、台本はいかにも歌うために書かれたという感を否めず、随所に無理や破たんがあるように思う。それが気にならないのであれば、ドミンゴのアリアもテ・カナワのアリアもともに美しく歌いあげられており、聴きどころは多い。フリードリヒの演出は意外にオーソドックスだが見ごたえはあるし、シノーポリの音楽も実に見事だ。ただし、1983年製作ということもあり、音質はやや劣るし、映像は鮮明ではあるものの、褪色したような色合いであり、この点での古さは免れない。0 people agree with this review
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