Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Goldberg Variations : Vikingur Olafsson(P)
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てつ | 東京都 | 不明 | 10/November/2023
DGの125周年演奏会に行った時にパンフを購入した。パンフは演奏会の案内とDGの誇る演奏家の写真集みたいな内容だった。この写真集を見るとDGが誰に重きをおいているのかわかる気がした。パンフ冒頭は演奏会の趣旨からして、小澤とムターの2ショット。物故者にはモノクロで1ページがあてがわれ、ホロヴィッツ・バーンスタイン・アバド・カラヤンだった。多数掲載されている現存演奏家の中で、カラー2ページ丸々あてがわれて、別格扱いが2人いた。その2人とはネルソンスとオラフソンだ。まぁ、ネルソンスはなんとなくわかるが、我々が思うよりオラフソンに対する評価はずっと高いようだ。今回のジャケ写もシンプルなれどいかにもDGっぽいではないか。見ていて嬉しくなる。 さて演奏だが、一言で言えば、究極のいいとこ取りである。冒頭ゆっくり、第一変奏快速。二元論的ではあるが、とにかく音が明確で綺麗。不必要なレガートも思わせぶりの表情もない。聴いていて「オラフソンの狙いは、ピアノでのHIPだな」と勝手に納得した。ただ、全てのリピートは実施しているものの、最後のアリアだけ省略しているのが個人的には嬉しくない。また、最後の一音も前打音抜き。人と同じことはしない、というオラフソンなりの意思表示だろうが、そこまで頑なじゃなくても良いんじゃないかな。 でも、この演奏を聴いて、もういつまでもグールドではないな、と私は思った。新しい世代ではベアトリーチェ・ラナもジョン・ロンドーもオラフソンも本当によく考えて自分を表現している。若いと言ってもオラフソン39歳。これからもっと期待しますよ。まずは来月の実演が楽しみだ。適度の響きの上に骨格が明白なこの演奏、私にはDGの特別扱いが頷けた。5 people agree with this review
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