Comp.symphonies: Karajan / Bpo
Customer Reviews
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 08/October/2012
本盤には、カラヤンがスタジオ録音を行った唯一のシューマンの交響曲全集がおさめられている。カラヤンは、第4番については、ベルリン・フィルの芸術監督に就任して間もない頃(1957年)と最晩年(1987年)にスタジオ録音を行っていることから、本盤におさめられた演奏は、3度にわたる同曲の録音中2度目のものに相当する。また、第2番については、ローマ・イタリア放送管弦楽団とのライヴ録音(1954年)が存在することから、本盤におさめられた演奏は、2度目の録音ということになる。第1番と第3番については、現在のところ他の録音は遺されていないことから、本盤におさめられた演奏がカラヤンによる唯一の録音ということになると言える。このようなカラヤンによる他の録音の有無はさておき、本盤の演奏も全盛期のカラヤンならではの素晴らしい名演と高く評価したい。本盤の演奏は1971年であり、これはカラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビが最も輝いていた時期であると言える。カラヤンが芸術監督に就任して以降に入団した名うてのスタープレイヤーがその実力を如何なく発揮し始めた頃でもあり、鉄壁のアンサンブル、ブリリアントなブラスセクションの朗々たる響き、桁外れのテクニックによって極上の美音を振り撒く木管楽器群、そして本演奏の前年に入団したフォーグラーによる雷鳴のように轟きわたるティンパニの強靭な迫力。これらが一体となった当時のベルリン・フィルは驚異的な合奏能力を有していたと言えるところであり、カラヤンはこれに流麗なレガートを施して、オーケストラ演奏の極致とも言うべき極上の名演奏(いわゆるカラヤン・サウンド)を行っていたと言える。このような演奏に対しては、とある影響力の大きい某音楽評論家などが精神的な深みの欠如を云々しているが、カラヤン&ベルリン・フィルによる演奏は、そうした酷評を一喝するだけの圧倒的な音のドラマの構築に成功していたと言える。本盤の演奏においても、このような音のドラマは健在であり、どこをとってもいわゆる美しさの極みとも言うべきカラヤン・サウンドに満たされていると言える。もっとも、第1番であればクレンペラー&ニューフィルハーモニア管(1965年)、第2番であればシノーポリ&ウィーン・フィル(1983年)、第3番であればシューリヒト&パリ音楽院管(1953年)またはジュリーニ&ロサンゼルス・フィル(1980年)、そして第4番であればフルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1953年)などと言った、音楽内容の精神的な深みを徹底して追及した名演があり、我々聴き手の心を揺さぶるのもこれらの名演であると考えるが、本盤の演奏のように極上の美しさを誇る圧倒的な音のドラマを構築したカラヤンによる名演との優劣を比較することは、演奏のベクトル自体が異なるものであり、そもそもナンセンスであると考えられる。もっとも、第4番については、最晩年の枯淡の境地があらわれた味わい深い1987年盤の方がより素晴らしい名演であると言えるところであり、本盤の演奏も名演ではあるが、第4番に限っては1987年盤の方を採りたい。音質は従来CD盤でも十分に満足できるものであると言えるが、数年前にカラヤン生誕100年を記念して発売されたSHM−CD盤がベストの音質であったと言える。もっとも、現在はSHM−CD盤は入手難であるが、カラヤン全盛期の演奏の素晴らしさを満喫することが可能な名演でもあり、当該SHM−CD盤の再発売、可能であればSACD化を図るなど、さらなる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。4 people agree with this review
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のだめノビルメンテ | 新潟県 | 不明 | 20/October/2011
BPOの実力を全面に出した名演。しかし、ベートーベン(60年代〜70年代)やチャイコフスキー、R・シュトラウスなどで聞き取れる圧倒的なサウンドが無いのは何故か?手抜きか?以上!0 people agree with this review
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von Y | 埼玉県 | 不明 | 12/October/2008
数あるカラヤンの録音の中でも屈指の名盤である。シューマン流の重厚なオーケストレーションを活かしながらも、重苦しさを感じさせない洗練された音で演奏している。3 people agree with this review
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味噌カツ | 名古屋 | 不明 | 29/April/2008
以前から気になっていたが、ちょうどセールで安かったので購入…期待以上によかった!この全集については昔からいい評を見たことがないが、なんでだろう。同時期のベートーヴェンやモーツァルトに比べ、飾り気が無いのによく鳴っていて素晴らしいが。第3&4番が秀逸。3番なんて曲の流麗な性格からしていかにもカラヤン向き。第4楽章がゆっくりなのもよろしい。4番は晩年VPOとの名演の影に隠れているが、カラヤンの意図が最も行き届いているのはこの盤じゃないだろうか?終楽章序奏のクレッシェンドや両端楽章終結部のテンポ感などはいかにもカラヤン流。私が買ったのはSHMじゃなくドイツ盤だが音質も概ね良好。3 people agree with this review
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I&W | JAPAN | 不明 | 21/March/2008
No.1;10’42/6’17/5’50/7’19 No.2;10’42/6’59/10’32/7’42 No.3;9’15/6’29/5’51/7’38/6’12 No.4;10’37/4’42/5’46/8’483 people agree with this review
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jyoti | kolkata | 不明 | 21/March/2008
While the Victor transfers does improve the overall sound picture, it is still far from acceptable standards. But, what playing ... surely, Karajan and his BPO at their peak. No Schumann Symphony cycle has yet reached such dizzying heights1 people agree with this review
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∫(furtwangler)dx=感動 | 石川県 | 不明 | 01/August/2007
例によって例のごとくカラヤンの70年代特有のゴージャスサウンドが楽しめる。カラヤン美学が徹底的に貫かれたシューマンで,特にラインはカラヤンの音が最も似合う曲ですばらしい。反則ではないかと思わせるような圧倒的名演。こんないい音で演奏してよいのか?他の演奏に申し訳なく思ってしまう。ラインについてはバーンスタインよりも良いと思う。ただし春は全くの凡演で残念だ。3 people agree with this review
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小鳥遊 司 | 東京都三鷹市 | 不明 | 14/April/2007
これは私においてはカラヤン最上の遺産となった。少なくとも、彼の独墺系のシンフォニー演奏では、一番成功している部類だと思う。率直に言って、僕は、カラヤンのベートーヴェンやブラームスには殆ど共感出来ない。どうにも浅はかに聴こえて仕方がないからだ。だから、この全集も強いて聴こうとは思わなかった。カラヤンが良くないのを確かめる為に買った様なものである。全く、浅はかなのは自分の方ではないか。 扨、カラヤンのシューマン、確かにドイツ精神主義という雰囲気ではない。しかし、シューマンの音楽に内在する色彩美が見事に描き出されており、シューマンが見た夢や理想、それに挫折、絶望といったものもよく音化されている。もう少し含みが欲しい場面もないではないが、ベルリン・フィルの機能美とあいまって、それすらシューマンの音楽にある儚さを助長する結果となっているのだ。正直、何処までが意図されたものかは分からないのだけれども、これぞシューマンと叫びたくなった。シューマンの音楽を見事に再現したカラヤンに素直に最敬礼しようと思う。2 people agree with this review
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fuka | 横浜 | 不明 | 18/June/2006
故あって週に3回はシューマンの交響曲を全曲続けて聴いてます。で、当然いろいろ聴いている訳ですが、あそこは堂々として素晴らしいのにここが軽すぎて気に入らない、などとこの作曲家ならではの難しさがあります。その中でこのカラヤン盤には勿論不満もありますが、どの曲もシューマンを聴いたという気分(何をもってそう感じるのかという点が大事なんだけど、きっと皆さん違うんだろうなあ)に満たされるので、やはり結構聴いています。2 people agree with this review
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