ショーブン  |  神奈川県  |  不明  |  26/July/2009

濃密というにふさわしいアルバムです。 デレクだけでなく、彼と彼のバンドメンバーが紡ぐ音楽は実に奥深く、味わい濃く、豊潤です。 デレクがブッチの親戚だということ、いわんやオールマンズにおいてデレクが「若輩、若者」などという警句や侮りを寄せ付けぬ演奏をしているのは、すでにファンなら周知のことでしょう。 それでも、私は言いたい――このアルバムにおける彼と彼の仲間たちは、オールマンズ、あるいはオールマンズから連想される音楽的な事々を軽やかに、力みなく跳び越えていきます。 若き、秀逸なギタリストは、黒人音楽のルーツたるアフロミュージックを含め、実に広範で心地よく、水準の極めて高い「エスニック」な音楽を奏でる。彼のギタートーンは、心地よく歪んだ音色で、数々のソングラインを奏でていきます。この音色こそ、連綿と続くロックギターの歴史を飾るツワモノたちはもちろん、マイルスや彼のバンドにいたジャズ系の高名なギタリストたちも追い求めた世界のはずです。 濃厚なくせ、妙な後味の悪さは一切なく、すっきりと胃の腑に落ちてくれる音楽、それがこのアルバムです。私がここ数年で聴いたロックアルバムの中でも秀逸な一枚とおすすめしたいです。

 

miyatti  |  okayama  |  不明  |  08/March/2008

楽曲が素晴らしい。デレクのギターもかつてないほど繊細かつ大胆に歌っている。欲を言えば、過去のアルバムみたいにもっとジャムっぽい曲でソロバトル的なものが入ってれば。

 

フジマハール  |  桂台  |  不明  |  25/January/2008

１９才の息子と一緒にボトルネックのトーンに酔いしれています。この人は本物!

 

独居人  |  竪穴  |  不明  |  09/November/2007

うーん、この人はただのギタリストではない。とにかくセンサーが広く、ブルースロックにとどまらず、フュージョン、民俗音楽、時にはStealy Danのようなアーバンミュージックまでも網羅している。つまりデュアンの後継者といった杓子定規的な見方では本質を見誤るであろう。いよいよ生演奏に接することができる！（ClaptonBandでも見たのだが）ガーデンホール行きまっせ！

 

サイケデリア  |  Yokohama  |  不明  |  15/August/2007

ブルースロックって頭の固い大人が聴くもんと思ってるかもしれないけどコイツはかなりいいですよ。曲もいいし最近のオーガニック系(ジャックジョンソンなど）聴いてる人も是非聴いて見て下さい。

 

(ﾒ・ん・)  |  南部  |  不明  |  20/May/2006

うぉぉぉぉおおおお！メチャメチャかっこいいじゃないか！今のロックが失ってしまった「自由な楽しさ」が詰まってる会心作でしょ、これ。リズム隊も最高。