Sym.5 ヒロシマ, 日本狂詩曲: 湯浅卓雄 / 新日本po
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レインボー | 不明 | 不明 | 06/March/2010
メインのヒロシマ交響曲は原爆投下後の広島の様子を描いた曲で、決して気軽に聴ける曲ではないし、ほとんど不協和音ばかりの音楽だが一度は耳にしても良いと思う。一方の日本狂詩曲は民謡も取り入れた明るく分かりやすい曲。ただヒロシマのインパクトが強いのかあまり印象には残らなかったが・・・ 湯浅卓雄と新日本フィルハーモニーの組み合わせは日本作曲家撰集シリーズでは初めての登場だが、上手くマッチしたのか演奏は、優れた良い演奏だと思います。録音も優秀。3 people agree with this review
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 21/March/2006
大木といえば「人間をかえせ」の一発屋みたいに思っている人は私だけではないだろうが、この「ヒロシマ」で認識を新たにさせられた。原爆の惨禍という「素材」を知らなくても、音楽としての説得力だけで、充分聴き手を納得させられる佳作である。ただ、併録された「日本狂詩曲」は「ヒロシマ」とのバランスをとるために入れたのだろうが、率直に言って全くの蛇足であった。2 people agree with this review
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諸出助兵衛 | 宮城県 | 不明 | 09/March/2006
「ヒロシマ」は全体的に暗く、とても楽しんで聴ける曲でまないが、オーケストレーションやその不気味な旋律を味わう事ができる一種の肝試し的な体感をする事のできる作品だと思います。 特に「火」「悲歌」では打楽器、金管が活躍していて、とてもいい演奏だと思う。 戦争の悲劇を題材にした交響曲はいくつかあるが、この作品はその中でも特に「哀れみ」感を出している。 コープランドでも生きてれば聴かせてやりたいくらいだ。2 people agree with this review
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