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Puccini (1858-1924)

Blu-ray Disc Il Trittico: C.loy Welser-most / Vpo Grigorian Kiria Burdenko J.guerrero Mattila H.schwarz Salzburg

Il Trittico: C.loy Welser-most / Vpo Grigorian Kiria Burdenko J.guerrero Mattila H.schwarz Salzburg

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    banban  |  東京都  |  不明  |  12/December/2024

    グリゴリアンとヴェルザー=メストのコンビによる「サロメ」「エレクトラ」に続くザルツブルク音楽祭でのプロダクション第3弾は、意外にもプッチーニの三部作だった。プッチーニの三部作は通常「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」の順で上演されるが、ここでは「ジャンニ・スキッキ」「外套」「アンジェリカ」の順で上演された。明らかにグリゴリアンをフューチャーするために上演順を変えたのであろう。そのグリゴリアンだが、歌い過ぎの兆候が既に表れており、絞り出すような発声が目に付くようになったのは心配だ。「外套」ではジョルジェッタの疲れ切った心情にリアリティを生み出しているが、「ジャンニ・スキッキ」ではラウレッタを世間ずれした女のように感じさせてしまう。「アンジェリカ」では必要以上に現世での苦悩が強調され過ぎている。しかし性格表現は抜群であり、わが子の死を知る前後の揺れ動く心理を見事に表出し、聴衆を大きな感動へと誘う。他の歌手も実力派を揃えているが、ベルカントといえない歌いぶりは好悪を分けるだろう。ヴェルザー=メストの指揮はヴェリズモに近い三部作を、古典的な様式感を感じさせるほど精緻に描写する。プッチーニの音楽が持つ豊かな情感を表現するよりは、その構造性を解き明かすような音楽作りとなっている。近年人気のロイの演出は期待外れだ。ザルツブルク祝祭大劇場特有の横広な舞台に手を焼いたようで、いつものような機知に富んだ舞台を生み出すには至っていない。ロイらしからぬプロットに忠実な演出は、ザルツブルク音楽祭の常連であろう年配のパトロンたちには受け入れやすいだろうが、どうにも物足りない。全体としては並み以上のプロダクションだが、ザルツブルク音楽祭ということを考えると星は三つくらいといったところか。

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