Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Mass In B Minor: Karajan / Bpo
Customer Reviews
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山葵 | 神奈川県 | 不明 | 17/April/2010
宗教的ではなく、純音楽的に美しい演奏をしている。カラヤンらしい演奏だと思う。リヒター版ももちろん素晴らしいが、バテレンでもなく純粋に音楽芸術を楽しみたいという場合は、カラヤンのような演奏の方聞きやすいし、録音状態もよい。ミサ曲ロ短調とマタイ受難曲とどちらがバッハの最高傑作かどうかはどうでもいいことだが、バテレンではないので、聖書朗読レチタティーボや同じような旋律の説明的コラールで演奏時間の大半を占める受難曲より、お馴染みのミサ曲の方が純音楽として鑑賞できる。5 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 14/April/2010
カラヤンのロ短調ミサ曲録音盤については代表的なものが三種類あり1950年VSO、シュワルツコップ、フェリアー他による演奏、1952年VPO、シュワルツコップ、ヘフゲン他による演奏そして本盤1973〜1974年BPO、ヤノヴィッツ、ルートヴィヒ他による演奏であります。カラヤンのマタイパッションの処でも触れたのですがカラヤンのバッハ宗教曲は大変分り易く特にこのロ短調ミサ曲は聴き様によっては次々歌われる各曲が変に宗教的頑迷さを強要するといった事ではなくあくまで聴く者に対して余裕を与える・・・通俗的とも言ってしまえるのかその辺りは分かりませんが・・・従って裃を着ないで曲に身を投げ出す事が出来る感じがし更に昨今のトレンド演奏の如くの「したり顔」ではない点が受け入れ易いのです。この辺り申し上げたいのは既に東京都の方のレビューで言い尽くされている様です。本盤は演奏タイムとしてはトータル125’29(主な節毎概算タイム→KYRIE/21’15,GLORIA/39’46,CREDO/35’46,SANCTUS/17’13,AGNUS DEI/11’29)とほんの少し長めなのですがゆっくり聴きたい曲は期待通りゆっくり演奏し声楽陣もそれに呼応しております。例えばこのミサ曲のブービー曲である第23曲アルトによるアリア「アニュイスデイ」は7’33と因みにリヒター/MBOによる代表的名盤たる1961年同曲盤(トータルタイム121’40)での6’32を約一分長く聴かせてくれる類いであります。このアリアではルートヴィヒの静かな熱唱が心を打ちます。一番最初の「キリエ」コーラスは厳粛な中にもファッーとした感じでカラヤン・レガートそのものですが決してダレません(11’50)。大体本演奏ではデュエットを含むアリア部分に比較的タイムというか余裕を持たせた運びになっているようです。私が偶々共に聴いている先述のリヒター盤との比較だけで申し上げるのも誤解を招くかも知れませんがその辺りは判断して頂くとして参考までにサンプリングしましょう。第2曲S/Aデュエット6’19(リヒター以下同様5’49)、第5曲アルト・アリア5’26(4’29)、第7曲S/Tデュエット6’18(不詳)、第9曲アルト・アリア5’48(4’24)、第10曲バス・アリア4’57(不詳)、第14曲S/Aデュエット5’38(5’23)、第18曲バス・アリア6’31(5’34)、第22曲テノール・アリア8’14(7’46)・・・といった具合で一部カウント誤りもあるかも知れませんし「不詳」とした曲はコーラス部分とのセット曲の為フォロー出来ていない為でありあくまで傾向といったものであり如何にこのあたりにも気を遣った演奏かという事であります。一方コーラスの方は全体として・・例としては先の第1曲「キリエ」が11’50(12’11)・・・である如しであります。散漫にならないコーラス陣の健闘が汲み取れるし各独奏楽器の伴奏のある曲々も各々その趣旨が徹底されバッハの心底を見る様な感じに仕上がっています。冒頭にも触れましたがどうしてもカンタータ、パッション物の様に「語り」の無いミサは一本調子になり勝ちなのを上手く回避もしている様で伝統あっての素晴らしい演奏かと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)2 people agree with this review
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