Rachmaninov, Sergei (1873-1943)
Sym.2: K.sanderling / Po
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盤鬼hmv13 | 福岡県 | 不明 | 22/July/2013
入手してかれこれ10年余、このラフ交#2に関しては当盤をトレイに乗せる機会は今まで滅多に無く、殆んど【お蔵入り】状態という有様であった。昨今、再生環境のtune-upが功を奏し、御蔭でこの演奏の良さが少なからずジワジワと解り掛けてきた様な気がするものの、今もって何とも言い尽くし難い不思議な?演奏である。まぁこの曲に限ったことではないが、「ラフ交の演奏はこうあらねば為らぬ」という思いがより強い方々にとって当演奏はなかなか受け入れ難いものに違いないと思うし(かく云う小生もそうであった)、逆に当演奏に波長が合う方々にとっては他演奏を受け付けなくなる程の麻薬的演奏なのかもしれない。評中には【重厚・ドイツ的な解釈…】等のコメントが目立つが、一旦楽曲を解きほぐし彼なりの流儀で再構築する手法は彼独自のものであって強い個性を感じさせる。よって一聴して鈍重に感ずる(遅めのテンポ設定が一層助長している)のは否めないが、けっして重苦しく退屈に感じさせることは無い。時折木漏れ日があちらこちらで差し込むが如き爽やかさ・清々しさ・透明感を感じさせる。先に【不思議な?】と述べたのはそうした感覚からである。こうした類の演奏は今後なかなか現れないだろう。一度は耳にしておきたい演奏である。2 people agree with this review
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あんぱん | 京都府 | 不明 | 26/June/2009
呼吸が聴こえる。最初の印象はこれだった。演奏者や指揮者の呼吸というよりは、音楽が息をしている。息の長い旋律をさらに大きく広くとったこの演奏は、本当に一つの大きなフレーズが一つの呼吸、一つの波で流れ、このラフマニノフという作曲家の描いた世界を流れる一つの息吹のようだ。 まさに円熟の極み。渋い!渋いよザンデルリングさん! がその渋さゆえ、この曲のもつロシア的な熱く若々しい熱望は残念ながら書き換えられてしまっている。この人は、この曲をラフマニノフの曲ではなく、「私の曲」として演奏したかったのではないか? ところどころに施された改編も、彼の表現したい者のために犠牲になった悲しき被害者なのかもしれない。 このぬるい音響も、もしかしたら彼の演出の一つなのか? 奥行きや全体的な絡まりに重点を置いた録音で、アナログっぽい雰囲気すら感じる。もちろんこれがいいほうに加担しているのだが。 明瞭なそれぞれのパートの引き分けが、絡み合っていく様は見事だ。 確かに異端ではあるが、これは貴重な、かつ最高に雄大な演奏である。 私ももう少し年をとれば、最高評価ができるだろうなぁ。4 people agree with this review
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