Bruckner (1824-1896)

CD Bruckner: Symphony No.8

Bruckner: Symphony No.8

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  28/January/2013

    ヒストリカルですので、まずは音について。ややヴェールを被ったような感じで鮮明さは今一つですが、レンジは広く、バランスもしっかりしていて、オケ全体をよくとらえています。鑑賞には何の問題もありません。さて、演奏。速めのテンポで、そしてずいぶんダイナミックな演奏です。速いですけれど、焦っているような感じや素っ気なさはなく、むしろそれぞれの部分部分はかなり丹念に表情づけがあって、手抜きなど一切なし。また、ダイナミックですけれど乱暴さは全くなく、楽想に応じて必然的な高揚であり、充実した力を感じます。要は、大変な力演にして奥の深い名演奏。コンセルトヘボウのうまさも大したものだなあ。特に金管群のすごいこと。パワフルさも凄いけど、それよりも音色の整い方と美麗さに驚嘆。このコンビがせめてあと10年続いていたら、本当に最強になっていたんじゃないかなあ。つくづく惜しまれます。

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  • ★★★★★ 

    織工  |  東京  |  不明  |  20/May/2006

    ■1931年、弱冠30歳で名門アムステルダム(現ロイヤル)・コンセルトヘボウの第二指揮者に任命されたベイヌムが取り上げたのがこの≪ブルックナー第8番≫でした。それからほぼ四半世紀ののち録音されたのが本盤です。■端正な演奏スタイルをきっちりと守りながら、レガートが美しく全体に均整のとれた名演です。■全曲の時間が長いゆえに、聴衆を飽きさせないように、ともすればアクセントの強い8番の演奏が多いなか、ブルックナーの音楽の美しさを自然に引きだしているところが好ましく思います。

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  • ★★★★★ 

    さいたま市  |  七海耀  |  不明  |  13/May/2006

    ひと言で言うと、非常に積極的で剛毅なブルックナー。ちょっとムラヴィンスキーを想起させる。ティンパニが雄弁で、金管も輝かしい。音はモノラル上の部類。

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