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Britten, Benjamin (1913-1976)

CD War Requiem: Britten / Lso Vishnevskaya Pears F-dieskau Etc (+rehearsal)

War Requiem: Britten / Lso Vishnevskaya Pears F-dieskau Etc (+rehearsal)

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    Tan2  |  神奈川県  |  不明  |  14/March/2021

    20世紀を象徴する曲の、作曲者自身の指揮による極めつけの名盤。  なんせ、独唱陣がこの曲を作る上で想定されていた張本人たち、西側イギリスのピーター・ピアーズ、東側ロシア(当時はソ連)のガリーナ・ヴィシネフスカヤ(チェロ奏者ロストロポーヴィチ夫人)、対戦国ドイツのフィッシャー・ディスカウがそろった一期一会の演奏なのだから。バーミンガム市響によって行われた初演にはヴィシネフスカヤが出国を許可されず参加できなかったので、ブリテンは満を持してロンドン響に変えて録音に臨んだのだろう。  誰がこの曲の代表盤を選んでもこのCDになるという面白みのなさもあるので、この演奏をリファレンスに、他の演奏もいろいろ聴いてみるのが20世紀を生きた人間のたしなみだろう。やや古いものではケーゲル、小澤征爾もライブ録音しているし、ヤンソンスやパッパーノ、ノセダ、ネルソンスなども録音している。曲の好き嫌いとか演奏の良し悪しという次元を超えて、20世紀そして現代を生きる人間として一度は聴いておくべき曲なのだと思う。  ラテン語によるカトリックのレクイエムの典礼文に、第一次大戦の戦場に散った反戦詩人ウィルフレッド・オーウェンの詩が「寓話」として組み合わされており、宗教や国家を超えた「人間」に焦点が当てられている。  歌詞対訳があった方がよいので、初めて買う場合にはちょっと高いが国内盤にしておいた方がよい。

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