Symphonie Fantastique: C.davis / Concertgebouw O
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ぴんちょん | 東京都 | 不明 | 15/November/2017
24bitリマスターCDとシングルレイヤーSACDを聴き比べてみた。 正直同一のマスターテープとは思えない位に違う。 というのはリマスターの方針がまるで違うことに起因するよう思われる。 まず、本盤は楽器の分離がよく、艶が豊かで各楽器のボリュームバランスが良い。SACDらしい優等生である。 対して24bitリマスターはやや楽器がくぐもりがちで録音はデッド、低音楽器の主張の強い録音である。 となればSACDに軍配があがるだろうと言われそうだがそうでもない。 正直近年の幻想録音は艶が豊かなSACD録音は多くあり、今更本録音がその路線で勝負してもそもそも録音技術の差があるので勝てず個性が埋没してしまっているよう思われるからである。例えばヤノフスキ、ネゼセガン、ティチアーティなどを聴いて貰えばわかると思う。 他方、24bitリマスターは録音がデッドであること、低音楽器のボリュームレベルが高いことが良い方にも作用している。弦が切れ味鋭く、驀進するような迫力があるのである。これは近年の録音にもあまりないもので24bitリマスターの美点だろう。それはSACDでは失われてしまっている。似ているのはミュンシュのaltusライブ録音だがあれよりは技術的にもバランスが取れている点でも絶妙なのだ。 というわけで私は24bitリマスターを推すし、本SACDを買うくらいならティチアーティやネゼセガンを買えば良いように思う。4 people agree with this review
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