tk-rose ウィリアム・モリス  |  北海道  |  不明  |  15/October/2009

｢クラシックＣＤの名盤｣(文藝春秋社　文芸新書069　平成11年)では、トップに載せられていて、｢(非常に好意的なコメントののち)、なお、これほどの名演奏なのに、入手は困難とのこと。これほど残念なことはない｣と[福島章恭]さんのコメントがありました。入手可能になったので、期待しつつ購入しましたが、アルノンクールや他の扇情的な古楽器の演奏に慣れた私にとっては、福島氏のコメントには申し訳ありませんが、拍子抜けしました。 しかし、五つ星にします。なぜなら、福島氏のコメントと同じように感じたからです。 安価ですから、ご購入をお勧めします。 なお、上記の文芸新書は新しくなっていると思います。その本の、この盤のコメントはわかりません。

 

高島  |  佐賀県  |  不明  |  20/October/2008

私がこの「四季」を買ったのはもう８年くらい前、個人輸入で倍くらいしました。ここで「四季」が描写するのは、自然の情景、風情ではなく、人間の心情、情念です。四季の移り変わりに寄せて、人間の思春の喜びから、人生の終わりとしての冬まで、人間のドラマとして完結します。ようするに人間中心主義的な世界構築です。嵐のように弾き抜けるソロヴァイオリンの意味はそのように見てこそ理解できるのではないでしょうか。四季はほんとうに千変万化の解釈が可能です。いくつも収集して折に触れてあれこれ演奏を聴きくらべるのは贅沢な楽しみですね。

 

のほほん  |  横浜  |  不明  |  08/May/2007

とてもいいです。四季はもちろんですが、他の曲が私には新鮮で、聞いてて楽しいです。ヴィヴァルディのよさがとてもよく出ている演奏ではないでしょうか。買ってよかったです。

 

（ *‘∀‘）  |  つ)´Д`;)　ﾌﾟﾆ  |  不明  |  10/April/2007

遅ればせながら購入。演奏も素晴らしいですが、録音の方も極上レベル。低音の安定感が気持ちいい。四季だけでこの値段だとしても買いだが、ディスク２＆３も地味にいい曲・演奏で本当に得した気分。最高だよ鰤！

 

北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  05/February/2007

これは、爽快いや痛快な演奏だと思う。フルオケに近い大御所の演奏からイ・ムジチまでのアプローチとは全く異なる。レビューアー諸氏の指摘は正しく。一聴に値する。ただ、初めて人には勧められない。一言でいうと疾走する四季だと思います。

 

kyama  |  愛知県  |  不明  |  01/February/2007

単なるサブライセンス・レーベルではないブリリアントから出たことは、納得できるけど（ハイドンのピアノ・ソナタ集など白眉！）、全て原盤のDivoxで購入していたので、価格的にはくやしい…。 カルミニョーラの四季は、ヴェネツィア・バロックとのソニー盤や、来日公演の映像もあるけれど、やはりこのDivoxヴァージョンが一番の気がします。

 

良寛  |  富山県  |  不明  |  28/January/2007

加速度的にグイグイ迫ってきます。四季といえばあまりにもポピュラーな曲なのでクレーメル以上のものがあるとは考えも及ばなかったです。つぎはアーノンクールを聴いてみよう。

 

おとんちゅ  |  那覇市  |  不明  |  01/December/2006

すごく速く駆け巡る四季で一気に聞けます。特に夏が激しいです。ＣＤ２、ＣＤ３もいいです。特にＣＤ３の祝祭日シリーズが気に入りました。

 

おっさん  |  京都  |  不明  |  19/November/2006

私の宝物になりそうです。理屈は抜きにして、ともかく心地よい演奏です。源氏物語を現代訳にした様な分かりやすい表現で、クラシックでも肩がこらない？演奏です。

 

Dinkelbrot  |  群馬県  |  不明  |  28/September/2006

テクニック十分で聞き応えのある演奏ですが、四季のテンポはちょっと早すぎるような...。四季に関しては、面白さも含めて当方にとってはまだカナダのTafelmusikの方に軍配を上げます。2、3枚目の曲目であまり録音が無いものがあり、これは貴重です。これがハイレベルで刺激的な演奏で聴けるのは望外の幸福です。Vivaldiファン必携。

 

蓮華人  |  船橋市  |  不明  |  30/August/2006

とてもロマン的なRV.551の第２楽章がまるで機械仕掛けの現代音楽調になっているではないか。ふむふむ、この音楽表現のどこがよいのじゃ、とまず最初の印象。もう一度聴いてみて、ハタと気づいた。そりゃバロックなのだから、きれいなまん丸の真珠ではいけない。いびつな形が発する光の美しさに気づかねば。良く聴けば織りなす全ての音が対等にぶつかり合い、その一瞬一瞬に輝きがある。しかし、やっぱりメロディーを甘く切なく歌わせるイムジチに軍配を上げてしまいたくなる、そんな軟弱者でも小生はあるのです。

 

渡世人  |  旅先の空の下  |  不明  |  19/August/2006

このようなゴリ押しで刺激的な演奏が決して「流行り」ではなく、一つの立派な「解釈」として確立されたことを証明してくれる素晴らしい作品。それをこんな低価格で再発してくれたこのレーベルに素直に感謝したい。ベネツィアの絵画をジャケットに持ってくるセンスも文句なし。心ゆくまで楽しめるセットだ。

 

airshow  |  kanagawa  |  不明  |  05/August/2006

話題のDivox原盤のサブライセンス。3枚をひとまとめにした内容も価格も最良。発売延期の末にようやく入手、待った甲斐がありました。デジパック仕様の3枚組は、ブックレット、トラックとタイミング表記、録音クレジット等々、きっちりと品位のあるレイアウトで印刷されていて、ブリリアントな出来上がり。業界のバッタ屋的存在と思っていた認識は謝して改めます。立派なレコード会社。

 

Gilles  |  東京都  |  不明  |  19/June/2006

DIVOX盤で3枚とも揃えてしまった身としてはちょいと悔しいが、この素敵な演奏が手軽に買えるようになるのはなんとも嬉しいかぎり。この調子で、A.マルコンが同レーベルに録音した数々のオルガン曲集も出してほしい。