"Complete ""Parsifal"" Herbert von Karajan & Berliner Philharmoniker, Peter Hoffmann, Kurt Mol, and others (1979, 1980)(4CD)"
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ミラクル博士 | さいたま市 | 不明 | 08/November/2005
クナッパーツ盤がこの曲の旧約聖書ならば、差詰めカラヤン盤は新約聖書。ともすれば外面的な美しさを飾ることに傾きがちな彼の録音にあって例外的な存在。それにしてもカラヤンは尋常ならざる打ち込みようである。声楽のアンサンブルばかりでなく、管弦楽も精緻で雄弁な演奏を繰り広げ、間然とするところがない。彼の遺した最高の演奏がここにある。4 people agree with this review
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いやみなぶらいあん | 世田谷区 | 不明 | 03/November/2005
日本にはカラヤン嫌いが多いと聞くが判らないでもない。カッコつけで嫌味な奴には違いないからだ。ただドンジョヴァンニや薔薇そして当盤の演奏を聴けばそういった諸氏も一応黙らざるを得ないのではないか。彼の美意識が徹底されている点ではリング以上の出来というよりこれ以上はあり得ないレベル。ザルツブルグの郊外を真っ赤なポルシェを駆り元シャネルモデルの夫人の出迎えを受ける。男子たるもの斯くありたいと私は思うのである。4 people agree with this review
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swf | 日本 | 不明 | 03/July/2005
この録音でこの曲にはまりました。タイトルロールのホフマンあってこその演奏でしょう。カラヤンはやっと理想のワーグナーテノールに出会えたのだと思います。ポピューラーも人間の心の表現としてクラシックに劣らないし、もともと上下関係で語るべきものではないでしょう。ポピュラー音楽と真剣に関わることが「堕落」でしょうか。「難病」のため舞台から去らねばならなくなったのは事実ですが、ポピュラー活動及「堕落?!」とは無関係でしょう。4 people agree with this review
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桐嶋屋勝造 | 愛知県碧南市 | 不明 | 09/April/2005
初出LP時に購入して愛聴してきました。LPが傷んできたのでCDを購入しました。第一幕の前奏曲から他の演奏とは一線を画した緻密なアンサンブルです。第3幕の最後までどこをとっても素晴らしく美しい演奏です。特に第一幕の場面転換の音楽は息をひそめて聴き入るしかない完璧な演奏と音作りです。カラヤンの最高の名盤と思います。5 people agree with this review
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jin | Japan | 不明 | 26/March/2005
自分はカラヤンの録音は嫌いです。演奏と言うより切り貼りだからです。しかし、この録音は凄い。本当に美しい。クナで満足していたのに...2 people agree with this review
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yukkie | 東京都 | 不明 | 27/November/2004
カラヤンは毀誉褒貶の激しかった人でしたが、彼が70歳で渾身の力を込めて作り上げたこの「パルジファル」は、まさに奇跡のような演奏で、当時大きな評判になりました。これには彼の批判者も沈黙せざるを得ないほどの出来映えでした。 冒頭の音から終幕終結部の音まで、どこをとっても黒光りして濡れているようなオケの音色の統一感は、これまで聞いたことのない恐ろしいほどの完成度でした。オペラというよりは美しいオラトリオを聴いているようです。確かに今のBPOにこれだけの演奏はできないでしょうね。 晩年の最高の名盤です。5 people agree with this review
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Waldvogel | Neu Schwanstein | 不明 | 24/February/2004
本当にすごい演奏です。タイトルロールのホフマンは、順調に成長していればイエルザレムと双璧をなしたであろう人ですが、この後ポピュラーなど歌いすぎ、堕落し、難病で消えてゆきました。一度勇士を生で観たかった。聖杯の儀式は何度聴いてもしびれます。1 people agree with this review
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